フジ週刊レポート
2010.03.05(金)発行
東京トウモロコシ 船賃が締まる
シカゴコーン中心限月5月限の日足は、目先的に横を向いて来る可能性あり。週明け3/1高値392.00セント[1/14以来の高値水準]。3/2安値376.00セント[2/22以来の安値水準]。3/4引け値383.00セント。390.0セント水準(12/9安値390.00セント・11/9安値389.00セント)で抑えられたと見られれば、3/2安値では支えられまい。2月の米国の豪雪でガソリン消費が鈍り、エタノール価格が下落したが、春以降のドライブシーズンや「夏以降、ガソリンのエタノール含有率が引き上げられる可能性」への期待感からあまり弱材料視されなかった。米国の作付については、土壌水分過多による遅延が心配される一方、「作付が順調なら豊富な水分が初期生育を助ける」と見る向きもある。その他、12月初の降雪から越冬することになったコーンの収穫が進み、単収が予想を上回るとされたことで、やはり3/10米農務省需給報告に生産高予想の大幅下方修正は期待されない。なお、同報告には輸出の下方修正と南米の生産高上方修正が予想されている。
ガルフ〜日本間運賃は68ドル台(前週64ドル台。前々週60ドル台)。鉄鉱石輸出国と中国の価格交渉が注目されている。東京先限の日足は、前週まで(横向き)より強気に傾いた。船賃高もあってか、明らかにシカゴより強い。週末3/5高値・引け値21480円[2/23高値21190円。“1/7高値23170円から2/1安値19830円までの下落に対する半値戻し21500円”。1/14以来の高値水準]。“2/8,9安値19910円からの上昇トレンド[下限]ライン”への意識が強まり、節目22000円を意識した上昇が続く可能性も。
<東京トウモロコシ日足チャート>
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