フジ週刊レポート
2010.03.12(金)発行
東京ガソリン 内需も高まりつつある
海上バージ市場での元売り市中買いは成約が散発。現在のガソリン価格は京浜が108900円台/kl(ガソリン税込み)、西日本が109100円台/klと強含む。流通段階の陸上ローリー市場も強含む。6日からの民族系元売り系列仕切り引き上げは、期待ほどのオーダー喚起につながらず。ただ、原油高による先高観からこれまでに提示されていた安値玉は消化され、手当て可能な水準は徐々に引き上がっている。13日以降の系列仕切りも引き上がる見込みで、「買い手はどこまで高値を追うのか」に売り手の注目が集まる。米メジャー系グループは3/13以降出荷分の仕切り価格を据え置き。3/10発表の石連週報では、3/6時点のガソリン在庫は前週比2.7%減の218.8万klと3週連続で減少。出荷量は前週比3.8%増の113.9万klと2週連続で増加。前年比でも2週連続増。堅調な輸出が続く一方で国内需要も高まりつつあり、三連休中(3/20〜22)の需要も期待されているようだ。なお、石油情報センターが3/10発表した3/8時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格はリットルあたり129.1円(3/1比0.4円高。5週ぶりに上昇)。系列仕切り引き上げを映した。3/11のシンガポール市況終値をベースにしたRIM算出の輸入採算価格は、ガソリン(klあたり税抜き)=57000円(3/4比1700円高)。
東京ガソリン先限の日足は、横向きの域で強含む。週明け3/8高値55970円[2/22高値55950円。1/15以来の高値水準]。3/10安値54340円[“前週明け3/1安値52540円からの上昇に対する半値押し54255円”。3/8以来の安値水準]。週末3/12終値55430円。現時点で“3/1安値以来の上昇トレンド[下限]ライン”と“節目56000円の抵抗”が意識され、様子見が続きやすくなっているかもしれない。
<東京ガソリン日足チャート>
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