フジ週刊レポート
2010.03.05(金)発行
■為替・株式(日経平均) ギリシャ問題への不安が和らぐも、円売り圧力は強まらず
ドル/円(NY市場)の日足では、ドル弱気継続。3/3安値88.28円[2/4安値88.53円。12/10以来の安値水準]。3/4引け値89.10円。目先の下値目標は12/9安値87.64円下。ギリシャの財政赤字削減計画[3/3発表]や、これによってEU諸国がギリシャを支援しやすくなるといった期待感からユーロが対ドルで買い戻され、円は3/3までユーロにつれ高(*“安全資産としての円”売りの動きになってはいない。3/4にもギリシャ国債入札好調などから信用不安は後退)。前週末にまたも米北東部に大雪が降ったことなどから米経済回復への期待が弱まった面もあるが、3/4には2月の米雇用統計[週末3/5発表]について「大雪の影響を考慮すれば“悪くない”と見られる数字が出て来る」見込みでドルが買い戻された。チャート的には、ユーロが対ドルで売り直されても、円がユーロにつれ安となる動きは限られやすいと思われる。
日経平均株価の日足は、目先的に横を向いて来る可能性あり。前週末2/26安値10085.13円に対し、週末3/5高値10376.41円[2/22高値10449.75円]・引け値10368.96円。3/4安値10134.37円からの切り返しで“2/9安値9867.39円と2/26安値を結ぶ上昇トレンド[下限]ライン”が意識され、これまで以上に節目10000円を狙いにくくなった形。
<NY円日足チャート>
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