夕刊:2017/01/12

2017/01/12 夕刊

為替
朝方は、乱高下したNY市場とは打って変わって115円を挟んでもみあう小動きとなった(仲値115円25銭)。昼前からトランプ会見に失望した長期ポジション整理のドル売りが拡大すると、じりじりと円高ドル安が進行、株式市場が取引を終える頃には114円34銭をつけた。15時15分は、1ドル=114円55銭。
株式(日経平均)
寄付きは、64円48銭安い19300円19銭。トランプ次期大統領が会見で、薬価の高騰について改めて批判したことから米国株でも製薬会社が売られたが、日本市場でもその流れを引き継いで製薬株が値を下げた。また、経済政策など具体策に言及しなかったことがドルの失望売りを誘って円高が進み、リスク回避で利益確定売りが優勢となったが、売り一巡後は押し目買いも入って下げ渋った。前場は、171円91銭安の19192円76銭で引けた。昼前から更に円高が進んだことが嫌気され、後場は下げ幅を拡大させて一時は300円近い下げとなったが、ETF買い期待の買いも入って大引けは229円97銭安の19134円70銭で取引を終えた。
貴金属
金先限帳入値は4392円(前日比-15円)。NY高は円高ドル安で相殺され、午前中は夜間終値からほぼ横ばいの動きとなった。昼前からの円高進行で下げ始めて軟調となった。白金先限帳入値は3608円(前日比-26円)。NY安と円高で軟調に始まったが、ドル建て現物相場の上昇で切り返した。午後になって戻りを売られたが、3600円台は維持して引けた。銀先限帳入値は61.5円(前日比-0.9円)。パラジウム先限帳入値は2761円(前日比-66円)。
石油
原油先限帳入値は38830円(前日比+520円)。EIA発表の原油在庫は積み増しとなったが、協調減産遵守による供給過剰の解消期待が下支えとなった。しかし、円高ドル安が進んで夜間立会いの上げ幅を削った。石油製品供給統計週報(1/7現在)は以下の通り。原油処理量4,032,099kl(+88,531)、ガソリン週末在庫1,737,082kl(+188,606)、灯油週末在庫2,228,359kl(+151,042)。ガソリン先限帳入値は53190円(前日比+170円)。灯油先限帳入値は47610円(前日比+400円)。
ゴム
ゴム先限帳入値は299.0円(前日比+8.1円)。主産地であるタイの大雨による洪水被害が需給ひっ迫の思惑買いが売り方の踏みも誘い、約3年8ヶ月ぶりの高値をつけて300円台に乗せた。上海ゴムの20000元乗せも後押しとなったが、その後は高値警戒感が台頭して、利益確定売りにやや押された。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21740円(前日比-170円)。大豆先限帳入値は51520円(前日比-420円)。コーン、大豆ともにシカゴ安と円高ドル安で下落した。シカゴ時間外取引も軟調。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
22:30 米輸出・輸入物価指数(12月)、米新規失業保険申請件数(前週分)

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