夕刊:2017/01/23

2017/01/23 夕刊

為替
ドル円は、朝方から114円を割って113円台後半での動き(仲値113円96銭)。トランプ大統領の演説が、「米国第一主義」、「TPP離脱」、「NAFTA(北米自由貿易協定)見直し」など、選挙戦の頃から主張していた内容で目新しい内容に欠けたことでドル売りが進行して、一時113円44銭をつけた。午後は113円台半ばでのもみ合いとなったが、トランプ大統領が就任演説で掲げた「米国第一主義」は、対日貿易赤字に苦しむ米国の今後の通商政策次第では、短期的には円高ドル安につながる可能性があると市場では警戒感がある。15時15分のドル円は、1ドル=113円32銭。
株式(日経平均)
日経平均株価の寄付きは、199円46銭安の18938円45銭。先週末のNYダウは上昇したものの、寄付き前にドル円が113円台に進行したことを受けて売り優勢となった。トランプ大統領の就任式での演説内容が、経済政策などの具体的な言及がなかったことから株式市場は持ち高を整理する動きとなり、前場は203円34銭安い18934円57銭で引けた。後場に入ると日経平均は下げ渋り、日銀ETF買いに期待する買いも入ったが戻りは限られた。引け間際にドル円が113円前半へ円高が進むと下げ幅を広げ、大引けは246円88銭安の18891円03銭で引けた。
貴金属
金先限帳入値は4415円(前日比-19円)。円高ドル安を受けて売りが先行した。ドル建て現物相場が下支えとなったが、それも午後には上げ一服となると金は軟調となって引けた。白金先限帳入値は3573円(前日比+40円)。ドル安を背景に復調した中国経済や世界的な自動車販売増加などを受け、触媒需要期待に3500円後半に上昇するなど堅調に推移した。銀先限帳入値は62.6円(前日比+0.3円)。パラジウム先限帳入値は2876円(前日比+125円)。
石油
原油先限帳入値は38760円(前日比+340円)。ガソリン先限帳入値は52580円(前日比+260円)。灯油先限帳入値は47510円(前日比+190円)。週末に開かれたOPECと非加盟国の会合で、減産目標である日量180万バレル削減に近づいているとの見方で一致したことは買い要因だが、円高の進行が圧迫要因となって上げ幅を削った。
ゴム
ゴム先限帳入値は286.3円(前日比-2.0円)。上海相場が20000元の大台を回復した事からプラス圏に転じ、290円前半まで反発した。午後になると上海ゴムが20000元を再度割り込み、円高も進んで280円台半ばまで下げた。タイ政府による98000トンの備蓄在庫放出が弱材料。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22660円(前日比+190円)。大豆先限帳入値は50500円(前日比-290円)。コーンは米国のエタノール生産高が史上最高となった事を受けて続伸し、円高に圧迫されたものの22000円台半ばで堅調に推移した。大豆は、アルゼンチンでの天候回復予報を受けてシカゴ市場が続落となった事や円高が圧迫し50000円半ばと軟調に推移した。
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