夕刊:2017/01/31

2017/01/31 夕刊

為替
NY市場の円高ドル安の流れを受けて、午前中は113円半ばから後半での動き(仲値113円81銭)。米国の移民政策に対する警戒感からリスク回避の動きとなって、比較的低リスクな円が買われた。昼過ぎに、日銀金融決定会合での金融緩和政策の現状維持が発表され、瞬間的に円安ドル高に振れたが続かず、戻り待ちのドル売りに値を消された。その後は、黒田日銀総裁の会見待ちムードとなり、113円半ばでもみ合った。15時15分は、1ドル=113円37銭。
株式(日経平均)
日経平均株価の寄付きは、223円50銭安い19145円35銭。トランプ大統領の移民政策が、今後の米政権運営に混乱を招くとの懸念からNYダウが大幅続落したことで日経平均も売りが先行、一時は押し目買いで下げ渋ったが戻りは売られ、前場は257円安の19110円91銭で引けた。後場は、トランプ大統領の移民政策に異を唱える司法長官代行が解任された報がクローズアップされ、為替市場のドル売りが進んだことで日経平均も下げ幅を拡大し、一時300円超安となった。大引けは、327円51銭安の19041円34銭と安値引けとなった。
貴金属
金先限帳入値は4366円(前日比-11円)。トランプ大統領の移民政策への不信感から、安全資産としてドル建て現物相場が堅調に推移したことで、午前中は下げ幅を縮小する動きで前日終値に近づいたが、午後に円高ドル安が進むとつれ安で軟調となった。白金先限帳入値は3603円(前日比-5円)。円高により3600円を割り込んだが、ドル安を背景に現物高となり反発し一時プラス圏となった後は、今晩から開催されるFOMCの結果を確認したいとのムードが支配的となり、ポジション調整主体の商いとなった。銀先限帳入値は62.5円(前日比0円)。パラジウム先限帳入値は2710円(前日比+24円)。
石油
原油先限帳入値は38310円(前日比-390円)。ガソリン先限帳入値は52330円(前日比-350円)。灯油先限帳入値は47650円(前日比-420円)。産油国の協調減産と米国のシェールオイル増産観測との綱引き相場となる中、トランプ大統領がエネルギー増産による雇用創出を掲げていることから売り優勢となり、石油製品も軟調で引けた。
ゴム
ゴム先限帳入値は331.3円(前日比-20.1円)。夜間立会が売り方の踏み継続により期近限月を中心に急騰して始まった直後、踏み一巡と観た買い方の利益確定売りが殺到し、一転、急反落となり、先限は一時、サーキットブレーカー幅一杯まで売られるなど乱高下となった。日中立会は夜間の終値を下回って始まり、高値掴みの買玉の手仕舞い売りに弱地合いとなって、大引け前に期先2限月はサーキットブレーカー幅一杯まで売られるなど暴落した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22150円(前日比-300円)。大豆先限帳入値は50090円(前日比-160円)。トランプ政権の保護主義政策に伴い、貿易国に対し過激な政策を打ち出していることで米国産穀物の大口輸入国であるメキシコ、中国などの需要が大幅に減退するとの懸念からコーン・大豆共に続落し、円高にも圧迫され軟調に推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
19:00 欧州域内総生産(10-12月)
23:00 ケース・シラー米住宅価格指数(11月)
23:45 米シカゴ購買部協会景気指数(1月)
24:00 米消費者信頼感指数(1月、コンファレンス・ボード)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。