夕刊:2017/02/03

2017/02/03 夕刊

為替
ドル円は、朝方はNY市場で円高ドル安となった流れで112円半ばから後半の動き。5・10日にあたって円売り・ドル買いの出やすい環境でもあった(仲値112円98銭)。10時過ぎに日銀オペが通知されると、113円13銭をつけた直後に円が強含み、112円51銭へと円高ドル安となった。国債買い入れは400億円増となったが、長期・超長期国債の買い入れが見送られたことが嫌気されての金利上昇となった。その後、日銀が国債買い入れを「指値オペ」での実施を通知すると円安ドル高に転じ、一時113円22銭まで円安が進んだ。日銀の「指値オペ」実施は今回が初めてで、結果的に為替市場も債券市場も混乱した1日となった。15時15分は、1ドル=113円04銭。
株式(日経平均)
日経平均株価の寄付きは、82円16銭高の18996円74銭で始まった。前日の大幅安からの反動で買いが先行した。主要企業の決算発表で、好調な業績が好感された。10時過ぎに日銀オペが通知されると円高ドル安が進んだことが警戒売りを誘い、前場は70円91銭安の18843円67銭で引けた。後場は、日銀の「指値オペ」通知で円安ドル高に振れたことから買い直され、一転してプラスに転じた。その後は、週末ということもあり持ち高整理や利益確定の売りに圧されてマイナス圏に沈む場面もあったが、大引けは3円62銭高の18918円20銭で、辛うじてプラス圏で引けた。
貴金属
金先限帳入値は4397円(前日比+7円)。ドル円に歩調を合わせる値動きとなり、日銀のオペレーションに振り回される格好となった。ドル建て現物相場は軟調となったものの、小幅高で引けた。白金先限帳入値は3609円(前日比-23円)。利上げが意識され、金同様にドル建て現物相場が990ドル近辺と上値重く推移した為、反落し軟調となった。銀先限帳入値は62.6円(前日比-0.8円)。パラジウム先限帳入値は2734円(前日比-23円)。
石油
原油帳入値は39150円(前日比+280円)。ガソリン先限帳入値は53070円(前日比+220円)。灯油先限帳入値は48150円(前日比+200円)。需給関係の材料は出尽くし手掛かり材料難の中、方向観が定まらず為替に連動した動きとなり、NY時間外やブレント原油が堅調となったことで石油3品ともしっかりと引けた。
ゴム
ゴム先限帳入値は301.0円(前日比-9.1円)。朝方は高寄りしたものの、本日から再開した上海市場が最近の東京市場の軟弱地合いを受け、買い玉整理の遅れていた向きの手仕舞い売りに一時20000元を割り込んだ為、290円半ば近辺まで急落した。ただ、未だ需給に引締り感があることや午後から円安に触れたことなどから反発し、300円台は維持して引けた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22300円(前日比-30円)。大豆先限帳入値は51360円(前日比+750円)。手掛かり材料難から様子見ムードとなり円安を背景にコーンは先限が堅調に推移していたが、引けにかけて軟調となり小幅安で引けた。大豆も商い閑散の中、値段は玉次第。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米雇用統計
24:00 米ISM非製造業景況指数(1月、総合)、米製造業新規受注(12月)

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