夕刊:2017/02/06

2017/02/06 夕刊

為替
週明けの東京為替市場のドル円相場は、3日に発表された1月の米雇用統計で平均時給の伸びが市場予想を下回ったことで早期の利上げ観測が後退、NY市場で円高ドル安となった流れで112円半ば近辺での動き。日経平均株価が伸び悩んだことと時間外取引で米10年債利回りが低下したことも円買いを誘った。ただ、112円20銭近辺まで円が買われると、2日につけた直近の高値112円05銭を意識、円の上値は限定的となった。午後は日経平均株価が方向感に乏しい動きに加え、時間外取引における米10年債利回りも動意薄なことから材料難で積極的な取引が手控えられている模様。結局一日を通して112円台半ば近辺での小動きとなった。15時02分現在、1ドル=112円55銭。
株式(日経平均)
6日の日経平均株価の寄付きは、前週末発表された1月の米雇用統計が予想を上回る内容だったことが好感され、大幅高となったことを受け買い先行となり前週末比151円52銭高の19069円72銭で始まった。朝方はトランプ大統領が金融規制を見直す大統領令に署名したことを手がかりにメガバンク、生保など金融株がしっかり、一時19000円台を回復する場面もあった。その後は東京市場の円高を懸念した売りに押され18900円台で小動き。前場は55円87銭高の18947円07銭で引けた。後場は、朝高の金融株への買い意欲の弱まりと円の高止まりを嫌気した売り物に押され一時マイナス圏へ転じる場面もあったがその後はプラス圏で小動き。大引けは58円51銭高の18976円71銭で、前引けとほぼ同水準で引けた。
貴金属
金先限帳入値は4414円(前日比+17円)。金はNY高を受け続伸。銀・白金も堅調に推移。トランプ米政権に対する不透明感からETF(上場投信)へ投資資金が流入していることも支援材料となっている。銀先限帳入値は63.3円(前日比+0.7円)。プラチナ帳入値は3632円(前日比+23円)パラジウム先限帳入値2727円(前日比-7円)。
石油
原油帳入値は39140円(前日比-10円)。ガソリン先限帳入値は53040円(前日比-30円)。灯油先限帳入値は48150円(前日比変わらず)。3日のNY原油相場がトランプ米政権の対イランに対する姿勢強化で中東情勢が緊張するとの思惑と米国での石油リグ稼働数が増加したことで強弱感が台頭、まちまちの動きとなり東京石油は前日終値を挟んで上下300円のもみ合いとなり方向感に乏しい動きとなった。その他製品相場もボックス圏の動きに終始小幅堅調を維持した。
ゴム
ゴム先限帳入値は298.9円(前日比-2.1円)。朝方は高く始まったものの戻り待ちの売り物に押され、その後は300円台を割り込み安値圏での動き。週明けの上海市場、シンガポールTSRが弱含みに推移したこともマイナス材料。産地がゴム樹落葉による減産期にある中、現物価格の高止まりで換金売りの増加により戻りは鈍い。ただ、最近の荒い値動きの反動で投資家が慎重姿勢である為方向観無く推移、300円割れでは底堅いものの上値も限定的だった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22360円(前日比+60円)。大豆先限帳入値は51200円(前日比-160円)。コーンは朝方、小高く始まるもシカゴ安と円高が嫌気され、下落に転じた。一時2万2000円を割り込んだがシカゴ夜間取引が小反発していることもあり、2万2000円台を回復した。ただ上値は重く、結局小幅高で引けた。大豆は商い閑散の中、小口の売り物で下げ、前日比160円安。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
1月の米労働市場情勢指数(LMCI)

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