夕刊:2017/02/09

2017/02/09 夕刊

為替
9日の東京為替市場のドル円相場は、8日の海外市場での円高・ドル安の流れを受けてNY市場とほぼ同水準の1ドル=111円90銭台で始まった。その後、米10年債の利回り低下が一服したことと日経平均が下げ渋ったことからドルが買われ、112円20銭台まで水準を切り上げた。午後は株式相場が軟調となる中、円は112円10銭を挟み小動きで推移。週末の日米首脳会談の結果待ちで目立った動きは見られなかった。15時15分現在、1ドル=112円14銭。
株式(日経平均)
9日の日経平均株価は、円高とNYダウが反落した影響で小安く始まった。寄り付きは19000円割れの18942円04銭(前日比65円56銭安)。ザラバも売り物に押され下げ幅を拡大、一時100円以上下げる場面もあった。その後は為替市場で円が112円台へ戻したことで押し目買いを誘い、じりじりと値を戻す展開となった。前引けは36円14銭安の18971円46銭。後場は週末に日米首脳会談を控え買い手控えられる中、大引けにかけポジション調整の売りで下げ幅を拡大した。大引けは前日比99円93銭安の18907円67銭。業種別指数では33業種中、鉱業・不動産業・情報通信・金属製品など7業種を除き、26業種が安かった。反面、中国・香港株市場は総じて高かった。
貴金属
金先限帳入値は4460円(前日比+23円)。銀先限帳入値は63.8円(前日比+0.1円)。プラチナ帳入値は3659円(前日比+30円)パラジウム先限帳入値2762円(前日比+33円)。金は米国の移民規制に関する問題や欧州・大統領選の行方など市場に政治リスクが拡がった事を受け、買い優勢で始まった。ドル建て現物相場が昨年11月以来の高値を付けたことも追い風となった。東京金も先月高値を上抜き、ドル/円が112円台を回復した事にも支援され4450円を超えた。白金はドル建て現物相場が1000ドルを維持し続伸となり3600円半ばで堅調に推移した。
石油
原油帳入値は38020円(前日比+540円)。ガソリン先限帳入値は51870円(前日比+390円)。灯油先限帳入値は46830円(前日比+510円)。原油はEIA原油在庫の大幅増加が重石となったが、石油製品のガソリン在庫が予想に反し減少した事から下値警戒感の台頭により反発した。東京原油はドル/円が112円を回復した事や海外夜間市場が続伸した事から反発し、38000円を回復した。その他製品も堅調に推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は307.7円(前日比-1.3円)。ゴムは金、石油、穀物など他の商品相場が堅調な動きとなったことで買い安心感が広がった。先月末から今月始めにかけての乱高下による玉整理が大方進み、仕掛け材料難の中、310円を挟み、上下5円のレンジ相場の動き。ただ、産地が減産期入りで現物市場が高留まりとなり、売り込みにくい相場展開となっている。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22430円(前日比+70円)。大豆先限帳入値は50800円(前日比-360円)。コーンは今夜、米・農務省から発表される穀物需給報告で期末在庫の減少予想が示された事からシカゴ市場はコーンが確り、大豆が大幅続伸となった。需給報告待ちでポジション調整となる中、東京コーンは22000円半ば近くへ続伸。大豆は日中立会に買い方の整理売りによりマイナス圏に沈むなど軟調だった
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 米12月卸売売上高(前月比)

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