夕刊:2017/02/10

2017/02/10 夕刊

為替
10日の東京為替市場のドル円相場は、113円台前半で始まった。9日にトランプ米大統領が米航空業界の幹部に対し大幅な税制改革を実施する予定であることを匂わすような発言があったことからNY為替市場では米長期金利の上昇を意識したドル買いを誘発、ドル・円が113円台前半まで急反発した。その流れを受け東京市場でも引き続きドルが買われる展開となり113円半ばまで上昇した。米株式市場の大幅上昇もドル高を後押しした。日銀が国債の買い入れを増額するとの報が流れて日米金利差拡大期待で一時113円80銭近辺まで円安が進んだ。その後は新たな材料も無く、今夜の日米首脳会談を前に様子見となり、113円半ばから70銭台での小動きで推移。15時15分現在、1ドル=113円75銭。
株式(日経平均)
10日の日経平均株価は、前日のNY株高、為替市場でのドル高・円安を背景に輸出関連株や金融株中心に買い物となり全面高。前日比309円07銭高の19216円74銭で寄り付いた。ザラバに入ってからも買いの勢いは衰えず日銀が国債の買い入れ増額を発表後に外人投資家からの買いで一段高となり堅調地合いを維持した。前引けの日経平均は前日比446円31銭高の19353円98銭。午後も高値圏でしっかりした動きではあったものの今夜の日米首脳会談を控え、上値を追うような積極的な買いは見られず、様子見気分が大勢を占めるなか高値圏でもみ合う展開となった。大引けは前日比471円26銭高の19378円93銭。業種別指数も33業種全て高い。
貴金属
金先限帳入値は4457円(前日比-3円)。銀先限帳入値は63.7円(前日比-0.1円)。プラチナ帳入値は3651円(前日比-8円)パラジウム先限帳入値2781円(前日比+19円)。金はトランプ大統領が近く、目を見張る様な税制改正案を発表するとした事によるドル高/円安と現物安の綱引きとなり、朝方は前日比マイナス圏に沈んだが押し目買いにより、前日終値付近へ値を戻したが概ね軟調に推移した。白金は前半が大幅な円安に支えられ続伸したが、午後には現物相場が一時1000ドル割れと急反落し、整理売りが優勢となりマイナス圏まで下落した。
石油
原油帳入値は38830円(前日比+810円)。ガソリン先限帳入値は52480円(前日比+610円)。灯油先限帳入値は47750円(前日比+920円)。NY原油が米国での原油在庫増加はOPECなどの産油国が減産に入る前に輸出されたもので一時的な増加にとどまるとの見方から増加への警戒感が弱まり続伸した。東京市場は大幅な円安にも支援され、38000円中盤~後半まで続伸した後、同値圏でのもみ合いとなった。その他製品相場も前日比700円前後上昇した。
ゴム
ゴム先限帳入値は311.7円(前日比+4.0円)。ゴムはタイ現物相場の軟化やシンガポール市場の反落により夜間市場が続落し、300円台前半まで売られた。日中立会は上海夜間市場が反発した為、急反発し307.1円で始まり、夜間寄付値に抑えられ上値重く推移した。後半は上海市場が堅調となった為、夜間寄値を上回り陽線となると強含みとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22650円(前日比+220円)。大豆先限帳入値は50990円(前日比+190円)。シカゴ市場は米農務省の需給報告で在庫減少予想となっていたが大豆は前回と据え置き、コーンは予想をやや下回ったものの大豆安につられ軟調だった。東京市場は大幅な円安に支援され、コーン、大豆共に堅調に推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米輸入物価指数
24:00 米2月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

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