夕刊:2017/02/14

2017/02/14 夕刊

為替
14日の東京為替市場のドル円相場は、NY市場終値近辺の113円台後半で始まった。その後は14-15日のイエレンFRB議長の議会証言を控え見送り気分となりNY市場の終値(113円60銭から70銭)を挟んで小動きで推移していたが午後はフリン米大統領補佐官辞任報道が流れたことをきっかけに円が買い戻され113円40銭近辺までレンジを切り下げた。15時15分現在、1ドル=113円38銭。
株式(日経平均)
14日の日経平均株価は、外部環境の好転(円安、海外株高)を受けて小幅高で寄り付いた後は2日間で日経平均が500円以上(終値ベース)上昇、短期的な加熱感から利食い先行となり反落した。前引けの日経平均は前日比31円33銭安の19427円82銭。後場はイエレンFRB議会証言を前に見送り気分が強い中買い手控えられ、東芝の決算発表延期を嫌気した国内の投資家などの売りでじりじりと下げ幅を拡大19300円割れまで値を下げた。大引けは前日比220円17銭安の19238円98銭と本日の安値圏で引けた。14-15日に予定されているイエレンFRB議長の半年に一回行われる議会証言で仮に3月利上げに言及するようなことがあれば目先米長期金利の上昇を招き日米金利差の拡大につながり、さらにドル高・円安が進むと思われる。そうなれば必然的にも日本の金融市場にとっても追い風となるだろう。そういう意味で今日、明日のNY市場動向は要注目。
貴金属
金先限帳入値は4465円(前日比-15円)。銀先限帳入値は65.0円(前日比-0.6円)。プラチナ帳入値は3642円(前日比-32円)パラジウム先限帳入値2809円(前日比-30円)。金はNY市場がドル高、株高となり債券利回りの低下を受け、反落した事やテクニカルが買われすぎの水準である事から東京市場は利益確定売りが優勢となって反落し軟調となった。白金は中国での自動車減税縮小を受け1月の販売台数が0.2%増と昨年2月以来の低水準となった事から触媒需要減退見通しにより現物価格が1000ドルを割り込んだ事から3650円をやや下回って軟調。
石油
原油帳入値は38400円(前日比-830円)。ガソリン先限帳入値は52110円(前日比-590円)。灯油先限帳入値は47240円(前日比-940円)。内戦状態にあるリビアやナイジェリアなど、協調減産を免除されている国の産油量が増加している事や米・シェールオイル生産増による需給緩和観測に圧迫され、海外原油市場が反落した。東京原油も38000円半ばへ反落した。海外夜間市場が小幅反発した為、下げ幅を削ったが戻りは鈍く、軟調となった。その他製品も軟調でガソリンより灯油の下落が大きかった。
ゴム
ゴム先限帳入値は326.4円(前日比+0.4円)。前日の堅調地合いを引き継いで夜間立会では確りとした値動きであったが、日中立会からは上海市場が夜間から日中にかけて反落した事で利益確定売りが急がれ、一時320円を割り込んだが、上海市場が切り返し22000元を試す展開となると前日終値前後まで値を戻す場面もあったが、戻りは売られ軟調となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22880円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は49700円(前日比-400円)。シカゴ市場はコーンが仕向け地不明の10万トンの成約が確認され堅調、大豆は軟調。東京コーンは需要増加を好感し堅調で23000円手前でのもみ合い。大豆は方向観無く推移し玉次第の値動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米1月生産者物価指数(前月比) 
22:30 米1月生産者物価指数(コア:前月比)  
22:30 米1月生産者物価指数(前年比)
22:30 米1月生産者物価指数(コア:前年比)
(注)イエレンFRB議長議会証言(14-15日)

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