夕刊:2017/02/15

2017/02/15 夕刊

為替
15日の東京為替市場のドル円相場は、前日のイエレンFRB議長の議会証言を受けNY為替市場でドルが大幅に上昇した流れを引き継ぐ格好となり前日比一円近い円安・ドル高の1ドル=114円30銭近辺で始まった。その後は一時114円50銭を上回る場面もあったが114円30銭後半でもみ合う展開。午後は円の買戻しなどで114円20銭前後までドル円が押し戻されたが日銀が実施した国債買い入れオペの結果が発表されたあとドルが買い戻され114円40銭近辺まで戻した。15時15分現在、1ドル=114円38銭。
株式(日経平均)
イエレンFRB議長が14日の議会証言で「利上げを待ち続けるのは懸命でない」と発言。早期の利上げ観測が強まったことから米金融市場で債券が売られドルが急上昇、NY株式市場でもダウが新高値を更新して引けるなどいっきにドル高・株高が加速した。その流れを受けて15日の日経平均株価は、銀行・証券・非鉄金属などの金融株や素材関連株など幅広い銘柄に買いが入り前日比199円83銭高の19438円81銭の大幅高で寄り付いた。その後も上げ幅を縮めることなくじり高基調を維持、19500円一歩手前でもみ合う動き。前引けの日経平均は前日比234円52銭高の19473円52銭。後場は前場の好地合いを引継いたまま19450円を挟んで高値圏でのもみ合いとなった。大引けは前日比199円00銭高の19437円98銭と本日の寄り付き値とほぼ同値で引けた。
貴金属
金先限帳入値は4488円(前日比+23円)。銀先限帳入値は65.6円(前日比+0.6円)。プラチナ帳入値は3663円(前日比+21円)パラジウム先限帳入値2838円(前日比+29円)。イエレンFRB議長の議会証言で3月利上げに含みを持たす内容だった事からドル建て相場は軟調だったが、東京金は利上げ観測を受けたドル高により円安に振れた為、反発し4500円を試す展開となった。白金は現物相場が1000ドル近辺にて底堅い動きとなり、円安に支援され反発し3600円中盤でのレンジ内相場となった。
石油
原油帳入値は38740円(前日比+340円)。ガソリン先限帳入値は52470円(前日比+360円)。灯油先限帳入値は47620円(前日比+380円)。産油国の強調減産が遵守されている状況とシェールオイルが増産傾向にある事で強弱感が拮抗している中、株価の新高値更新で海外原油相場が反発した。東京原油は円安の支援もあり、39000円を突破したものの、日中立会は海外夜間相場が小幅に反落した為、上昇幅を削り38000円後半でのもみ合いとなった。その他製品も原油同様の値動きとなり概ね堅調に推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は319.7円(前日比-6.7円)。1月末の高値から2/7の安値に対する約半値戻しに当たる328円で上値が重くなると利食い売りが先行し、夜間取引が軟調に引けた。日中立会は上海夜間相場が21000元半ばと反落した事から続落して始まると上値の重さを嫌気し、利益確定売りが急がれ一時、前日比10円を超える急落となった。その後、円安進行や上海相場の急反発を受けて値を戻し、320円を回復するも上値は重く軟調だった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23150円(前日比+270)。大豆先限帳入値は49800円(前日比+100円)。シカゴ市場は南米の豊作見通しに圧迫されコーンが小幅続落、大豆が続落となった。東京市場は早期利上げ観測が台頭した事で円安に振れた事から海外安を吸収し、コーンが23000円を突破し堅調。大豆が前半は続落し一時49000円割れとなったが午後には反発し49000円後半へ値を戻した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米2月NY連銀製造業景況指数
米1月小売売上高(前月比)
米1月消費者物価指数(前月比)
米1月鉱工業生産指数(前月比)
米1月設備稼働率
米2月NAHB住宅市場指数
米12月企業在庫(前月比)
(注)イエレンFRB議長議会証言(14-15日)

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