夕刊:2017/02/28

2017/02/28 夕刊

為替
28日の東京為替市場のドル円相場は前日のNY市場でカプラン米ダラス連銀総裁が早期利上げに強気な発言をしたこと、トランプ大統領のインフラ投資の拡大発言などで米10年債利回りが上昇したことからドル円相場が112円台後半まで上昇した。その流れをうけて東京市場でも112円70銭近辺で取引が始まった。米10年債時間外取引で一時利回りが低下したことから112円40銭まで値を切り下げた。その他に一部輸出業者から実需のドル売りが112円50銭近辺に出ていたのではとの憶測が流れていた。午後は明日のトランプ大統領の議会演説を控え目立った動きも無く112円50~60銭前後で落ち着く展開となった。午後2:30分以降、日経平均株価がじり安になると円ドル相場も徐々に下げ基調となった。15時15分現在、1ドル=112円46銭。
株式(日経平均)
28日の日経平均株価は上昇して始まった。前日のNY株式市場でNYダウが12連騰したこと、米10年債利回りの上昇で円高が一服したことなどから買い安心感が広がり寄付きから輸出関連株や金融株など幅広い銘柄が買われ前日比87円高で寄り付いた。寄り後も上値を追う展開となったがドル円が一時112円40銭台まで急落したため上値が重くなり、19200円台前半での小動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比131円27銭高の19238円74銭で引けた。後場は明日のトランプ大統領の議会演説を控え様子見気分が強く、引けにかけて手仕舞い売りに押され前場の上昇幅をほとんど帳消しにし、大引けは前日比11円52銭高の19118円99銭と辛うじてプラスで引けた。尚、トランプ大統領は議会演説(日本時間1日午前11時ごろ~)の前にTVのニュース番組でインタビューを受ける予定があるとの事。
貴金属
金先限帳入値は4514円(前日比-4円)。銀先限帳入値は66.1円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3717円(前日比+22円)パラジウム先限帳入値2799円(前日比+56円)。ダラス連銀総裁がインフレ対応の為に早期利上げを実施する可能性を示唆した事から一転ドル建て金相場が軟調となった。東京金は夜間から日中序盤にかけては堅調だったが、米・早期利上げ観測の高まりを受け、現物相場が軟調となった為反落し、前日比マイナスとなったものの4500円を維持した。白金は世界的に製造活動が良好な事から現物相場が堅調を維持した為、3700円を回復すると3700円前半でのもみ合いとなった。
石油
原油帳入値は38650円(前日比+90円)。ガソリン先限帳入値は52200円(前日比+200円)。灯油先限帳入値は48210円(前日比-20円)。原油は懸念された在庫積み増しも一服し、産油国の協調減産が遵守されている事、海外原油市場が底堅く推移している事から堅調となった。ただ新規材料難の中、方向観を見出せず様子見気分が強かった。その他製品相場も前日比プラスを維持し堅調となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は266.4円(前日比-3.6)。最近の軟調相場も一服し、260円台では底堅い相場ではあるものの、270円台で戻り一杯となり上海市場も前日終値で頭打ちとなって反落に転じ、先週末の安値262.5円をブレイクし262円まで売られた。その後は下値警戒感から売り方の買戻しが優勢となり、260円中盤まで切り返したが、戻りは抑えられ軟調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22480円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は50100円(前日比+50円)。シカゴ穀物は手掛かり材料難の中、当限納会が迫りファンド筋の手仕舞い売りに軟調となった。東京コーンは円高を受けて小幅に下落したがシカゴ夜間相場が堅調となった為、値を戻したが、前日終値付近でのもみ合いに終始した。大豆は超閑散商いの中、玉次第の値動きでこれも前日終値前後のもみ合いとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米10-12月期GDP改定値(前期比)
23:45 米2月シカゴ購買部協会景気指数 
24:00 米2月消費者信頼感指数 

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