夕刊:2017/03/01

2017/03/01 夕刊

為替
1日の東京為替市場のドル円相場は前日のNY市場でウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁とダドリーNY連銀総裁が3月利上げに前向きな発言をしたことでドル円相場が112円台後半まで上昇した流れをうけて東京市場でもドルの買戻しが先行しNY市場を上回る113円近辺で取引が始まった。一時は113円30銭超までドルが買い進まれたが日本時間午前11時からのトランプ大統領の議会演説を控え一旦はドル高の流れは落ち着き113円台前半で推移した。午後はトランプ大統領の議会演説の内容には目新しい材料が無かったが米国の早期利上げ観測でドル高が進行するのではとの期待からドルが買いなおされ113円50~60銭前後まで上昇した。麻生財務大臣が財政出動の可能性を示唆したこともドルの押し上げ要因となった。15時15分現在、1ドル=113円40銭。
株式(日経平均)
1日の日経平均株価は上昇して始まった。前日のNY株式市場ではNYダウが13日ぶりに反落したが、NY為替市場でNYとサンフランシスコの二人の連銀総裁発言がきっかけとなりドル高基調になった流れから東京株式市場もドル高円安進行が好感され寄付きから幅広い銘柄に買い物を集めた。寄り付きは前日比107円95銭高の19226円94銭。寄り後も上値を追う展開となり一時200円以上高くなる場面もあったがトランプ大統領の演説が近づくに連れてドル円が113円前後で落ち着くと日経平均株価も次第に上げ幅を縮小し、19200円台前半でのもみ合いとなった。前引けの日経平均株価は前日比103円57銭高の19222円56銭で引けた。後場はトランプ大統領の議会演説も終わり目新しい材料は出なかったものの波乱無く終えたこと、早期利上げ観測の高まりでドル高傾向が強まることへの期待から一段高となった。大引けは前日比274円55銭高の19393円54銭と大幅続伸で引けた。
貴金属
金先限帳入値は4516円(前日比+2円)。銀先限帳入値は66.5円(前日比+0.4)。プラチナ先限帳入値は3722円(前日比+5円)パラジウム先限帳入値2784円(前日比-15円)。複数の連銀総裁の発言から早期利上げ観測が強まった事から金は売りが優勢となって続落し、4500円を割り込んだが、米経済指標が景気拡大を示す内容となった事やトランプ大統領の議会演説でインフラ整備に1兆ドルを投資するとの発言を受け、円安が進行し反発、前日比プラス圏に浮上し堅調。白金は早期利上げ観測に圧迫され、3700円を割り込んだが、円安進行を眺め下値を切り上げ前日比プラスとなる3700円前半に値を戻した。
石油
原油新甫限帳入値は39020円(前日比-)。ガソリン先限帳入値は52690円(前日比+490円)。灯油先限帳入値は49010円(前日比+800円)。週間在庫統計の在庫積み増し予想を受けて海外原油相場が続落した為、東京原油は夜間立会では一時、大きく下落したが切り返した。日中立会はトランプ大統領の議会演説でインフラ整備費として1兆ドルを投資するとした事からドル高再開となった。国内は本日、発会した17/8月新甫は38600円で発会した後、円安が進み39000円台に乗せ、堅調となった。その他製品相場も堅調に推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は271.8円(前日比+5.4)。前日の軟調地合いを受けて上値が重い中、夜間立会は売り方の買戻しに小幅に反発して終了。日中立会は上海夜間市場が反発した事から高寄りし、270円台を回復したものの戻り売りを浴び反落したが、前日比プラス圏を確保すると急反発に転じ、一時、前日比10円を超える上げ幅となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22820円(前日比+340)。大豆先限帳入値は50500円(前日比+400円)。シカゴ穀物がバイオ燃料の改質ガソリンに対し混合比率を引き上げるとの噂が流れ反発した。これを受けて東京市場はコーン・大豆共に堅調となった。日中立会では円安進行も追い風となり続伸し、コーンは22000円後半に、大豆は50000円中盤へと堅調に推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米個人所得・支出(1月)
24:00 米ISM製造業景況指数(2月)
28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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