夕刊:2017/03/02

2017/03/02 夕刊

為替
2日の東京為替市場のドル円相場は前日のNY市場のドル高の流れを引き継ぎ114円近辺で始まった。ハト派といわれていたブレイナードFRB理事が講演先での早期利上げを容認する発言で3月利上げ説への可能性が更に高まったことからドル円は一時114円10銭台へ上昇した。しかし114円台では通貨オプションがらみのまとまったドル売りが控えていることで上値を抑えられた。途中、同理事からドル高をけん制する発言もあったとの話が伝わりドル円で113円80銭台まで急速に値を切り下げた。その後は日経平均が19600円台で堅調に推移していたこと、米10年債利回りも2.46%辺りで高止まりしていたことからドルが買い戻され114円を挟んで底堅く推移した。15時15分現在、1ドル=114円08銭。
株式(日経平均)
2日の日経平均株価は前日のNY株式市場ではNYダウが303ドル上げて、終値で初の21000ドル超えとなったこと、為替市場でのドル高進行などに後押しされ、前日比231円28銭高の19624円82銭で寄り付いた。その後もリスク選好の勢いは止まらず日経平均は270円高まで上昇したものの為替が一時円高へぶれたため上げ一服となり19600円台で底堅い動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比250円08銭高の19643円62銭で引けた。後場はドル高一服と目新しい材料に欠ける中、底堅いながらも19600円近辺でもみ合いとなった。大引けは前日比171円26銭高の19564円80銭と続伸して引けた。終値で19500円を上回ったのは1月5日以来、約2ヶ月ぶり。
貴金属
金先限帳入値は4544円(前日比+28円)。銀先限帳入値は67.3円(前日比+0.8)。プラチナ先限帳入値は3717円(前日比-5円)パラジウム先限帳入値2802円(前日比+18円)。ISM製造業景気指数の上昇などから3月利上げの可能性が高まりNY金は続落した。米景気拡大によるインフレヘッジの買いに現物相場が切り返した事や円安進行により東京金は4500円中盤へ上昇した。白金はNY市場が3月利上げ観測の高まりから続落となり、東京白金は一時、3700円を割り込む場面もあったが、円安進行から買い戻され、3700円は回復したものの上値は重く、前日比、小幅軟調に推移した。
石油
原油先限帳入値は38880円(前日比-140)。ガソリン先限帳入値は52450円(前日比-240円)。灯油先限帳入値は48850円(前日比-160円)。NY市場がEIA発表の週間在庫統計にて原油在庫は小幅な増加となったが改質ガソリン在庫が大幅増加となった事が嫌気され下落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は274.7円(前日比+2.9)。最近の底堅い相場展開から下値警戒感の台頭により売り方の買戻しが先行し、夜間立会を続伸して終了。日中立会は上海夜間市場が堅調だった為、続伸して始まり、前日高値を超えて277.8円を付けた。その後270円中盤のもみ合いを経て、下値探りの展開となって夜間寄付値を下回り買い方の手仕舞いが加速し270円割れたが、売り方の買戻しに下値を切り上げた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23230円(前日比+410)。大豆先限帳入値は50570円(前日比+70円)。シカゴ市場がバイオ燃料に関する動向を注視する中、投機筋の新規買いや3月から5月限への乗り換え商いなどでコーン・大豆共に大幅続伸となった。東京コーンは大幅続伸となり23000円を突破し堅調。大豆も続伸し5万円後半へ堅調となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米新規失業保険申請件数

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