夕刊:2017/03/10

2017/03/10 夕刊

為替
9日のNY市場が米長期金利の上昇からドル買いの動きが強まり115円一歩手前までドル円は上昇した。10日の東京市場は更にドル高円安の流れが進み115円10銭台で取引が始まった。その後も時間外取引の米10年債利回りが上昇後も高止まりで推移していたことからドルが買われ115円20銭台半ばまでドル円は一段高となった。その後は115円30銭近辺にはドル売りオーダーも控えていることで115円20銭台でのもみ合いとなった。午後になってもドル高円安の流れは継続しドル円で115円42銭までドルが買い進まれた。15時15分現在、1ドル=115円39銭。
株式(日経平均)
10日の日経平均株価は為替市場でのドル高円安進行が好感され前日比126円13銭高の19444円71銭と続伸して始まった。寄り後は為替市場で更にドル高円安が進んだこと、今日の3月限株価指数先物・OP SQ算出日を波乱無く無事通過したことで買い安心感からリスク選好の動きが強まり、一段高となった。前引けの日経平均株価は前日比256円76銭高の19575円34銭で引けた。後場も日経平均株価は為替市場でのドル高円安の進行と日経平均先物の堅調な動きに支えられ一段高となり1月4日の高値(終値ベース)19594円16銭を上回り、19600円台越えとなった。大引けの日経平均株価は前日比286円03銭高の19604円61銭と大幅続伸、年初来高値更新(終値ベース)となった。業種別指数は鉄鋼・海運業を除いて31業種が高くほぼ全面高商状。
貴金属
金先限帳入値は4426円(前日比+9円)。銀先限帳入値は62.3円(前日比-0.6円)。プラチナ先限帳入値は3467円(前日比-7円)パラジウム先限帳入値2716円(前日比-61円)。ドル建て現物相場が1200ドルを割り込むなど軟調となったが、東京金は円安に支えられ、前半は反発したものの、現物相場安を嫌気した買い方の手仕舞い売りに押され、上げ幅を削った。今晩の米雇用統計の発表待ちとなる中、ポジション調整主体の商いなった。白金はドル高進行による現物市場からの資金引き上げが続き、円安を相殺した上で3400円半ばへ続落となった。
石油
原油先限帳入値は37020円(前日比-380円)。ガソリン先限帳入値は50830円(前日比-380円)。灯油先限帳入値は46590円(前日比-610円)。米・原油在庫量が過去最高に達している事や現在の産油国協調減産の効果に懐疑的な見方が台頭し、大手投機筋の手仕舞い売りが優勢となって海外原油が続落した事から東京原油も続落し36000円前半でのもみ合いとなった。その他製品相場も買い方の手仕舞い売りが先行し、軟調となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は261.7円(前日比+4.7円)。上海市場が続落して引けた事から東京夜間立会は軟調に始まったが、前日の安値を更新し下値警戒感が台頭した事から反発して前日比プラスで終了。日中立会は上海夜間市場が反発した事から売り方の利益確定の買戻しに260円台で始まり、262.7円まで戻したが、262円台で上値が重くなると戻り売りが優勢となり上げ幅を削った。その後は週末を控えポジション調整の売買となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22630円(前日比-160円)。大豆先限帳入値は50190円(前日比-280円)。注目された需給報告では南米の生産高や世界在庫の上方修正が嫌気されシカゴ市場が続落した。東京コーンも続落し22000円中盤へ値位置を下げた。大豆も軟調となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30 米2月雇用統計及び失業率(労働省)
22:30 米2月平均時給(前月比)

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