夕刊:2017/03/16

2017/03/16 夕刊

為替
前日のNY為替市場では15日のFOMC終了後0.25%の利上げと声明文が公表され今後の利上げが緩いペースで行われることが示された。それを受けて米10年債利回りが低下し日米金利差の縮小から円が買い戻され円高ドル安が進行した。その流れから東京為替市場でも円高ドル安が進み、前日の東京終値より1円30銭円高ドル安の1ドル=113円30銭近辺で取引が始まった。その後も円高が進み一時113円10銭台までドルが売られた。113円ちょうど近辺に国内輸入業者の実需の円売りドル買いが控えているとのことで下げ止まり、113円30銭台でもみ合いとなった。午後は株式市場で日経平均株価が反発、プラスに転じたことからドルが買い戻され113円40銭台後半までドル高円安が進んだ。15時15分現在、1ドル=113円22銭。
株式(日経平均)
16日の日経平均株価は15日終了したFOMCで政策金利を0.25%引き上げたが当初から言われていた年3回の利上げ予定に変更はなく利上げペースが加速するという見方が後退し円高ドル安となったことで輸出関連株、金融株などが売り優勢となって始まり、前日比118円68銭安の19458円70銭で寄り付いた。ザラバになっても弱含みで推移したが、売り一巡後、NY株高や15日のオランダ総選挙が無難な結果となったことが買い安心感につながり押し目買いを誘い、徐々に下げ幅を縮小させた。前引けの日経平均株価は25円80銭安の19551円58銭。後場が始まってすぐに日銀がETFを買い付けたとの報でじり高となり日経平均株価はプラス圏に転じ底堅く推移した。引けにかけて上げ幅を縮小したが大引けの日経平均株価は前日比12円76銭高の19590円14銭と小幅ながら反発した。
貴金属
金先限帳入値は4451円(前日比+23円)。銀先限帳入値は63.3円(前日比+0.9円)。プラチナ先限帳入値は3526円(前日比+59円)パラジウム先限帳入値2769円(前日比+63円)。米FOMCにて0.25%の利上げを決定したが相場には織り込み済みで今年は後2回の利上げとしたことが緩和的と受け止められ、ドル建て現物市場が反発したため東京金も堅調となり4400円半ばへ値位置を切り上げた。白金もドル建て現物相場が売られ過ぎ観から950ドルを突破して960ドル後半へ上申したことから急反発し3500円前半の水準まで値を戻した。
石油
原油先限帳入値は35930円(前日比-160円)。ガソリン先限帳入値は49810円(前日比-40円)。灯油先限帳入値は45640円(前日比-270円)。海外原油市場がEIAから発表された週間在庫統計の在庫取り崩しが好感され反発したが東京原油は米利上げが予想通りだったが金融政策は今後も緩和的になるとの見解が示され円高が加速した為、反落したが36000円を挟んでもみ合いとなった。その他製品相場も円高を受けて軟調に推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は263.9円(前日比-2.1円)。夜間取引では手掛かり材料難の中、前日終値付近での保ち合いとなった。日中立会いは円高進行により前日比マイナス圏で始まり、上海相場の上昇を眺め、前日高値に迫ったが抵抗を受け反落し、マイナス圏まで売られると戻りが鈍くなり、上値の重さが嫌気され手仕舞い売りが加速し260.3円まで続落した。その後、切り返したものの軟調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22500円(前日比-50円)。大豆先限帳入値は49680円(前日比-400円)。シカゴ市場が前日の流れを引き継ぎコーンが続伸、大豆が続落となったが、東京市場は手掛かり材料難の中、円高進行に圧迫され、コーン・大豆共に軟調となった。出来高も低調で仕掛け辛い展開となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30 米新規失業保険申請件数(前週分)
21:30  米住宅着工許可件数(2月)
21:30  米3月製造業景況指数(フィラデルフィア連銀)

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