夕刊:2017/03/17

2017/03/17 夕刊

為替
前日の海外為替市場で一時ドル安円高が進み112円90銭台を付けたが、G20財務相・中央銀行総裁会議出席のためドイツに滞在中のムニューシン米財務長官が現地で行った米独財務相会談後の会見で「ドル高は長期的には良いことだが短期的には問題がある。」と将来のドル高容認と取れるような発言があったことでドルが買い戻されドル円が113円半ばまで戻した。17日の東京為替市場のドル円相場は前日の東京終値水準とほぼ変わらずの113円30銭台で取引が始まった。日中取引は3連休前で材料が乏しく、持ち高調整の取引中心となり113円40銭台での値動きの乏しい相場となった。午後も113円30銭台~113円40銭台の小幅なレンジ内で小動きとなった。15時15分現在、1ドル=113円34銭。
株式(日経平均)
17日の日経平均株価は前日のNY株安を受け売り先行で始まり、前日比79円25銭安の19510円89銭で寄り付いた。日中立会いでは東京市場が明日から3連休となること、週末にはG20財務相・中央銀行総裁会議が開催され、日本の為替・金利政策に対するムニューシン米財務長官の発言が注目されることから様子見となり利益確定売りが優勢となった。ザラバに入り「森友学園」問題による国内政治への影響が不透明なことで買い手控えられ、3連休前にポジションを整理しようとする向きからの売りで上値が重い軟調な展開が続いた。前引けの日経平均株価は前日比66円87銭安の19523円27銭。後場も目立った動きは無く19500円台で小幅な値動きの中、弱含みで推移した。大引けの日経平均株価は前日比68円55銭安の19521円59銭と小幅反落となった。
貴金属
金先限帳入値は4456円(前日比+5円)。銀先限帳入値は63.0円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3483円(前日比-43円)パラジウム先限帳入値2760円(前日比-9円)。NY金はFOMC後の為替市場が米長期金利の利回り低下でドル高に一服感が出たことから安全資産として金が見直され大幅反発した。東京金はNY金高による買い安心感から堅調な値動きとなったが円の高止まりによる割高感もあり強弱感が対峙する中、上値を抑えられながらも小幅続伸した。白金はドル建て現物相場の下げを受けて反落した。
石油
原油先限帳入値は35750円(前日比-180円)。ガソリン先限帳入値は49690円(前日比-120円)。灯油先限帳入値は45520円(前日比-120円)。前日のNY原油相場が米石油週間在庫統計での在庫の高止まりによる需給の緩みやOPECの生産増予測が重石となり下落したことを受け東京原油も円高が圧迫要因となり39000円を割り込み弱含みで推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は268.0円(前日比+4.1円)。これまで売り圧迫要因とされていたタイ政府が予定していた政府保有の備蓄ゴムの放出懸念がタイ・ゴム庁長官の発言で和らいだこと、上海ゴムが日中取引で大幅高となったことが好感され売り方の買戻しを誘い底堅い動きとなった。ザラバでは3/8以来7営業日ぶりに270円を付けた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22510円(前日比+10円)。大豆先限帳入値は49410円(前日比-270円)。シカゴコーンがドル安、週間輸出成約高の増加、仕向け不明の大口成約などが好材料視され小幅続伸したことから東京コーンも3連休前で動意薄の中小口の商いで小幅反発した。大豆は玉次第の展開から続落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:15 米2月鉱工業生産指数
22:15 米2月設備稼働率
23:00 米2月景気先行指数
23:00 米3月ミシガン大学消費者信頼感指数
G20財務相・中央銀行総裁会議(~18日・ドイツ)

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