夕刊:2017/03/22

2017/03/22 夕刊

為替
22日の東京為替市場のドル円相場は前日のNY市場で株式市場が大幅安したこと、米債券利回りの大幅低下などでリスク回避の動きが強まりドル円が大幅下落した流れを引き継ぎ111円50銭台で取引が始まった。日中取引は111円半ばでの国内輸入業者からのドル買い需要で111円70銭台まで値を戻したがドルの上値は重く、111円50~70銭台で小幅の値動きとなった。15時15分現在、1ドル=111円54銭。
株式(日経平均)
22日の日経平均株価はオバマケアの代替案をめぐり共和党内での不協和音が起きてトランプ大統領が掲げる税制改革、規制緩和策の実施が遅延しトランプ政権への政策実施に対する不透明感が増大することが嫌気されNY株が大幅下落したこと、米債券利回りの低下で円高ドル安が進行したことで金融株、輸出関連株など幅広い銘柄が売られ前日比309円26銭安の19146円62銭で寄り付いた。ザラバに入ってからも外人投資家や個人投資家からのリスク回避の売りが止まらず400円超下げ、日経平均株価は19100円台を割り込んだ。前引けの日経平均株価は前日比390円51銭安の19065円37銭。後場に入りドル高円安の流れが一服し111円60銭台で落ち着くも日経平均株価は反発力に欠け軟調地合いのまま推移した。大引けの日経平均株価は前日比414円50銭安の19041円38銭とほぼ今日の安値圏で引けた。
貴金属
金先限帳入値は4453円(前日比+11円)。銀先限帳入値は62.5円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3469円(前日比-4円)パラジウム先限帳入値2776円(前日比-12円)。NY金がトランプ政権の先行き不透明感、ドル安、米長期金利の利回り低下などから安全資産としての評価が高まり大幅続伸した流れで東京金も寄付きから買いを集め大幅反発して始まった。高寄りした後は円高進行で上値が抑えられ高値圏でのもみ合いで推移した。今後金の先高感はあるものの円高進行との綱引き相場が予想される。金以外のその他製品は総じて安かった。
石油
原油先限帳入値は34570円(前日比-1120円)。ガソリン先限帳入値は48510円(前日比-1120円)。灯油先限帳入値は44210円(前日比-1120円)。東京原油はNY原油安、円高進行から大幅続落した。今朝米石油協会(API)からの石油在庫の発表で増加が確認され、今夜発表予定の米エネルギー情報局(EIA)の週間統計でも増加観測が予想されていることで米シェールオイルの増産傾向に変化が見られないことから需給の緩みを警戒する売りで大幅下落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は249.0円(前日比-14.0円)。東京ゴムはNY株安、原油安、円高進行を受けて安寄りしたあと上海ゴムの大幅続落に引きずられ下げ幅を拡大した。先限は一時249円まで下落。昨年12月の安値248.8円まであと一歩のところで下げ止まり、その後も戻りは鈍く250円割れのまま引けた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21840円(前日比-240円)。大豆先限帳入値は48580円(前日比-470円)。東京コーンはブラジル産地の降雨予想でシカゴコーンが下落したことや円の高止まりで売り圧力が強く売り優勢となった。シカゴ夜間取引が軟調となったことで押し目買いも入りづらく安値圏で推移し、続落した。大豆は円高、シカゴ安などで弱含み、南米産大豆の豊作観測、今春の大豆作付面積の拡大予測などが不安要因となり4ヶ月ぶりの安値水準(48300円)を付けた。その後短期的な割安感から押し目買いが入ったものの戻りは限定的だった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:00 米1月住宅価格指数(前月比)
23:00 米2月中古住宅販売件数

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