夕刊:2017/03/28

2017/03/28 夕刊

為替
昨日のNY為替市場で朝方NY株式の下落を受けドル売り円買いが優勢となり一時110円10銭近辺へドル安円高が進行した。その後スパイサーホワイトハウス報道官が「トランプ政権が税制改革を主導し8月の期限を目指し、議会とともに取り組んでいく。」とコメントしたことが支援材料となってNY株式が下げ幅を縮小したことがきっかけとなりドルが買い戻されドル円が110円60銭台へ反発した。その流れを受けた28日の東京為替市場のドル円相場はNY終値よりも20銭ほどドル高円安の110円80銭台で取引が始まった。日中取引では日経平均株価が上げ幅を縮小させるに連れてドルの上値が抑えられドル円は110円50銭付近まで下落した。その後は日本の輸出企業からのドル買いと株高が下支えとなって110円60銭台を挟んで底堅く推移した。15時15分現在、1ドル=110円68銭。
株式(日経平均)
28日の日経平均株価は為替のドル高円安の流れを好感、輸出関連や金融、資源関連株などに買戻しの動きが広がり前日比173円48銭高の19159円07銭で寄り付いた。寄り後も今日が3月決算権利付き最終商いとなるため個人からの配当と株主優待の権利取りを狙った小口の買いで下値を切り上げ一段高となった。一時ドル高が一服したことから戻り売りで100円程上げ幅が縮小したが下値も堅くすぐに買い直された。前引けの日経平均株価は前日比203円80銭高の19189円39銭。後場に入り、日経平均株価は堅調に推移し引けにかけじり高となり大引けの日経平均株価は、前日比217円28銭高の19202円87銭と大幅反発し19000円台を回復して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4446円(前日比+2円)。銀先限帳入値は64.0円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3440円(前日比-1円)パラジウム先限帳入値2780円(前日比-41円)。東京金は為替の円安ドル高進行とドル建て見物価格の上昇を受けて続伸して始まった。その後円安が一服したことから戻り売りで伸び悩んだがトランプ政権の政策運営が不透明なことで安全資産としての金を買う動きから底堅く推移した。プラチナは利食い売りに押され小幅反落となった。
石油
原油先限帳入値は34780円(前日比+750円)。ガソリン先限帳入値は47810円(前日比+690円)。灯油先限帳入値は45850円(前日比+850円)。原油は昨日までOPECの減産延長が不透明なこと、米国シェールオイルの増産による需給の緩みに対する警戒感が重石となり大幅下落した反動による売り方の持ち高調整の買戻しに加え、為替の円安が支援材料となり大幅反発した。その他製品も原油高に後押しされ軒並み大幅反発した。
ゴム
ゴム新甫帳入値は238.2円(前日比-円)。東京ゴムの8月限は為替の円安ドル高進行から買い先行で始まり、日中取引でも他の商品先物相場の上昇に支えられ上海ゴムの大幅上昇を受け売り方の買戻しで一段高となり240円台を回復した。240円超えには戻り売りも控えていることから上値が抑えられ底堅い動きながら高値圏でのもみ合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21630円(前日比+110円)。大豆先限帳入値は47470円(前日比-90円)。東京コーンは昨日まで5日続落し下げ過ぎの見方もあり為替の円安がきっかけとなり売り方の買戻しにより6日ぶりに反発した。大豆はシカゴ相場の下落傾向に歯止めがかからず買い手控えられ、玉次第となり小口の売りで8日続落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米2月卸売在庫(前月比)
米1月ケースシラー住宅価格指数(前年比)
米3月消費者信頼感指数
米3月リッチモンド連銀製造業指数

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