夕刊:2017/03/31

2017/03/31 夕刊

為替
前日のNY為替市場が30日発表の米10-12月期GDP確報値が上方修正となり事前予想を上回り米経済の堅調さを示す内容だったことで米債が売られ長期金利が上昇し、それを受けドルが買われドル円が111円台後半までドル高円安が進行した。その流れを引き継ぎ、31日の東京為替市場のドル円相場は111円80銭台で取引が始まった。日中取引では東京株式市場が上昇して始まったことで更にドルが買い進まれ、ドル円は112円10銭台まで上昇した。その後は112円を挟み小動きとなった。午後になってもドル円は112円台を維持しながら底堅く推移していたが日経平均がマイナス圏へ下落するとドルの売り圧力が強まりドル円は112円台を割り込み。15時15分現在、1ドル=111円85銭。
株式(日経平均)
31日の東京株式市場は前日のNY株式が同日発表の経済指標が米景気の堅調さを示す内容となり反発したこと、為替市場でドル高円安が進んだことから輸出関連株や金融株などが買い優勢で始まり、前日比107円20銭高の19170円42銭で寄り付いた。寄り後はドル円相場を意識しながら小幅のレンジの中で底堅く推移していたが、立会時間中に発表された3月の中国PMIの数字が予想以上に良かったことが好感され、日経平均は前場の終了間際に一段高となった。前引けの日経平均株価は前日比125円61銭高の19188円83銭。後場に入り中国の経済指標を受けての買い一巡後はドル円が112円台を維持し底堅い動きとなっていたものの年度末最終商いということから機関投資家からのポジション調整の売り圧力に押され日経平均は次第に値を消し上げ幅を縮小させ、マイナス圏へ下落した。大引けの日経平均株価は前日比153円96銭安の18909円26銭と続落し19000円を下回って引けた。
貴金属
金先限帳入値は4460円(前日比+2円)。銀先限帳入値は65.0円(前日比+0.4円)。プラチナ先限帳入値は3409円(前日比-7円)パラジウム先限帳入値2814円(前日比+43円)。NY金相場がドル高、株高で続落したことから東京金は売り先行となり反落して始まったが為替の円安で割安との見方から押し目買いを誘い、相場を下支えした。その後円安が更に進み前日比プラス圏へ浮上したものの戻りは鈍く、円安が一服し円が買い戻されるにつれ上げ幅を縮小させ小幅ながら5日続伸した。
石油
原油先限帳入値は36210円(前日比+340円)。ガソリン先限帳入値は49510円(前日比+390円)。灯油先限帳入値は47730円(前日比+340円)。海外原油高、為替の円安進行で買い先行となり東京原油は続伸して始まった。その後もOPECの減産延長の可能性に期待した買いに支えられ底堅い動きとなり4日続伸した。その他製品も原油高に連れ高となり4日続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は245.0円(前日比+3.5円)。東京ゴムは原油高と円安で買い先行となり夜間取引の上海ゴム相場も堅調だったことから反発して始まった。日中取引の上海ゴムが一時下落に転じたため東京ゴムも上げ幅を縮小させた。その後上海ゴムが持ち直しプラス圏に回復すると東京ゴムも買い戻され堅調地合いで引けた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21590円(前日比-40円)。大豆先限帳入値は47670円(前日比+460円)。東京コーンは円安、原油高を背景に小高く始まった。今日の米農務省(USDA)発表の作付け意向面積、四半期在庫の数字を見極めたいとのことで様子見となり、為替のドル高傾向が弱まるに連れ値を消し、小幅続落した。大豆は今日も玉次第の展開となり小口の買いで続伸した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米2月個人所得(前月比)
米2月個人消費支出(前月比)
米3月シカゴ購買部協会景気指数
米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

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