夕刊:2017/04/04

2017/04/04 夕刊

為替
NY為替市場で米債利回りの低下からドルが売られことや南アフリカの政治の混乱から信用格付けが引き下げられランドが急落した影響で安全通貨とされる円が他国通貨に対しても全面高となったことを受け3日の東京為替市場の円ドル相場は1ドル=110円80銭台で取引が始まった。日中取引では東京株式市場の下落を嫌気、ドル円は110円半ばまで下落した。その後は日経平均が下げ止まり下げ幅を縮小したことからドルが買い戻されドル円は110円70銭近辺まで戻し、110円60~70銭台でのもみ合いとなった。午後は日経平均が100円以上値下がりし18900円を下回って始まり一段安したことからドル売り円買いの動きが再び強まり110円30銭台まで下落した。その後ドルがやや買い戻され値を戻し、15時15分現在、1ドル=110円50銭。
株式(日経平均)
3日の東京株式市場は前日の欧米株式の下落や為替市場での円高進行が嫌気され日経平均株価は前日比49円41銭安の18933円82銭と小幅安で寄り付いた。米新車販売台数の減少で自動車株、米長期債利回りの低下から金融株などが売り先行ではじまった。ザラ場に入ってからも輸出関連株中心に円高を警戒した売りは継続し日経平均は一時140円以上下げ幅を拡大したが下げ一巡後に新年度入りで国内機関投資家などから内需関連銘柄へ小口の押し目買いが入り下げ幅も縮小傾向となった。前引けは前日比76円54銭安の18906円69銭。後場に入り株価指数先物が外人投資家からの売りで下落して始まり裁定取引解消に伴う現物売りを誘い日経平均は急落、一時下げ幅が270円超に拡大した。引けにかけては指数先物の下げ幅が縮小するにつれ日経平均も下げ幅を縮小させたが戻りは鈍く、大引けの日経平均株価は前日比172円98銭安の18810円25銭と大幅反落となった。
貴金属
金先限帳入値は4449円(前日比-6円)。銀先限帳入値は64.9円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3391円(前日比-23円)パラジウム先限帳入値2813円(前日比-5円)。ドル安、米債利回り低下を受けNY金が続伸した流れで東京金は小確りで寄り付いたあと為替の円高進行で割高感からの利食い売りに押され下落に転じた。NY金時間外取引が堅調に推移していることから押し目を買う動きも散見され下げ幅も限定的。
石油
原油先限帳入値は35810円(前日比-770円)。ガソリン先限帳入値は49120円(前日比-700円)。灯油先限帳入値は47230円(前日比-770円)。リビアのシャララ油田の生産再開を受け需給の緩みが意識され週明けのNY原油が反落したことや為替の円高進行などが嫌気され、東京原油は利益確定売りに押され反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は236.7円(前日比-8.3)。上海市場が休場となる中、年初来安値を更新した後、若干の戻りを入れていた相場だったが上値が重く、戻りが鈍いことから昨年から今年初めの上昇相場を主導した海外投機筋が期先を中心に新規売りを入れ、買い方の投げも誘って急落した。先限は一代の安値を更新するなど軟調となった。この下落でチャートが一層悪化し戻り売りの展開となったが、割安感から売り方の利益確定の買い戻しに反発した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21860円(前日比-230円)。大豆先限帳入値は46700円(前日比-450円)。東京コーンはシカゴ高から続伸して始まったが為替の円高が嫌気され戻り売りで上値が重くなり暫くして下げに転じ22000円台を割り込んで引けた。大豆は前日のシカゴ安や円高進行にもかかわらずシカゴ夜間取引が堅調だったことから売り方の買戻しで反発して始まった。その後円高が更に進んだ為、戻り売り圧力が重石となり続落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米2月貿易収支
米2月製造業新規受注(前月比)

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