夕刊:2017/04/06

2017/04/06 夕刊

為替
前日のNY市場でFOMC議事録発表後NY株が反落し、長期債利回りが低下したことからドルが売られドル安円高となったことを受け、6日の東京為替市場のドル円相場は110円半ばで取引が開始された。日中取引では株式相場の急落からさらに円高が進み一時110円20銭台までドル安円高が進んだ。下げ一巡後は110円20銭近辺に実需の円売りドル買いオーダーが控えていたことからドルが買い戻されドル円は戻り歩調となり110円台半ばまで値を戻した。その後は110円40銭前後の動きで推移し、15時15分現在、1ドル=110円46銭。
株式(日経平均)
6日の東京株式市場は前日の米国株安と為替市場での円高進行が嫌気され売り優勢で始まり、日経平均株価は前日比106円90銭安の18754円37銭で寄り付いた。ザラ場に入り今日(米国時間)から始まる米中首脳会談を前に貿易不均衡是正に向けたトランプ大統領の対応が注目され、また北朝鮮のミサイル発射実験を受けて朝鮮半島情勢緊迫化への警戒感の高まりも気になることからリスク回避の動きが鮮明となり金融株や自動車株に外人投資家からの売りが継続、日経平均株価は1/18のザラ場での年初来安値(18650.33)を更新した。前引けは前日比263円76銭安の18597円51銭。後場に入って為替市場のドル円相場は110円40銭台で落ち着いていたにもかかわらず株式市場では売りが止まらず全面安商状となった。日経平均株価は一時300円以上下落し18500円割れも意識されたが日銀のETF買い付け期待で下げが一服し、やや下げ幅を縮小させた。大引けの日経平均株価は前日比264円21銭安の18597円06銭と大幅反落となった。
貴金属
金先限帳入値は4441円(前日比-11円)。銀先限帳入値は64.6円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3402円(前日比-26円)パラジウム先限帳入値2830円(前日比+7円)。前日のNY金は反落したが東京金はドル安によってドル建て現物相場が上昇したことから買い優勢で始まり、為替の円高による割高感で上値が抑えられ反落し、その後は円高を嫌気した売りとトランプ政権の政策実施の遅れや朝鮮半島情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりに対するリスク回避のための押し目買いとの綱引きとなり4440円台でもみ合った。
石油
原油先限帳入値は36590円(前日比-350円)。ガソリン先限帳入値は49860円(前日比-280円)。灯油先限帳入値は48080円(前日比-310円)前日のNY原油は小幅続伸したが東京原油は円高と米エネルギー情報局が昨日発表した原油在庫が過去最高水準になったことが重石となる中、米中首脳会談を前に利益確定を急ぐ売りに押され反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は248.7円(前日比-2.0円)。前日に期近の踏み上げに引っ張られ全限が急騰したが、主要生産地の減産期明けが近付いた事から利益確定売りに夜間取引は軟調に推移した。日中立会は上海夜間市場が反落した為、安寄りしたが期近の続伸を眺め反発したが、250円を回復出来ずにいると買い方の手仕舞い売りが先行して反落した。その後は方向観が定まらず、240円台後半でのもみ合いとなった。日本のゴム在庫は品薄だが、中国は30万トン以上の在庫を抱えており、減産期が明けつつある東南アジア諸国の生産動向が注目される。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21740円(前日比-120円)。大豆先限帳入値は46590円(前日比-120円)。東京コーンは昨日までの作付け意向面積を材料とした買いが一巡した後、出来高が細り気味となり円高とシカゴ夜間取引が弱含みとなったことを嫌気した小口の玉整理で反落した。大豆は今日も薄商いの中、円高への警戒感やテクニカル要因の先安感で上値が重く反落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米3月チャレンジャー人員削減数(前年比)
米新規失業保険申請件数
米中首脳会談(6-7日)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。