夕刊:2017/04/07

2017/04/07 夕刊

為替
NY市場で6日発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る減少となり雇用の改善を示したことで米債利回りが上昇しドルが買われドル高円安となった流れを受け、7日の東京為替市場のドル円相場は110円80銭近辺で取引が開始された。日中取引では東京株式市場の反発でドル高円安がさらに進み一時ドル円は111円10銭台まで上昇した。突然米軍がシリア軍事施設へミサイル攻撃を行ったとの報道が流れ、リスク回避目的の円買いでドル円は110円10銭台まで急落した。しばらくしてドル売り円買いの流れが一巡し落ち着きを取り戻すと、ドルが買い戻されドル円は110円40銭近辺まで値を戻した。午後には日経平均と米10年債利回りが反発したことからドル円は110円60銭台へ上昇した。15時15分現在、1ドル=110円64銭。
株式(日経平均)
7日の東京株式市場は前日の米国株の反発や為替のドル高円安が好感され買い優勢で取引が始まり、日経平均株価は前日比117円92銭高の18714円98銭で寄り付いた。ザラ場に入り昨日売り込まれた金融株や輸出関連株などを買い戻す動きが継続し、日経平均株価は上げ幅が拡大傾向となった。一時日経平均株価は200円近く上昇する場面もあった。10:00過ぎに米軍がシリア政府軍の軍事施設に向けてミサイルを発射したとの報道が流れリスク回避の動きが急速に高まり、株価指数先物がまとまった売り物で急落しそれに連れて日経平均株価も一気にマイナス圏まで反落した。前引けは前日比19円14銭安の18577円92銭。後場に入って東京株式市場は落ち着きを取り戻し、前場パニック的に売らされた向きの買い戻しや昨日下げた銘柄への押し目買いなどで日経平均株価は100円程度上昇した。引けにかけては週末を控えポジションを一方へ傾けたくない向きの調整売りなどで上げ幅を縮小させ、大引けの日経平均株価は前日比67円57銭高の18664円63銭と小幅反発した。
貴金属
金先限帳入値は4480円(前日比+39円)。銀先限帳入値は65.2円(前日比+0.6円)。プラチナ先限帳入値は3425円(前日比+23円)パラジウム先限帳入値は2836円(前日比+6円)東京金は前日のNY金高、円安を受けて買い優勢で始まり、米国のシリアへのミサイル攻撃の報道で為替は大きく円高へぶれたものの地政学的リスクの急速な高まりで安全資産としての金へ投資資金が集中し大幅反発となった。プラチナも金への連想買いで反発した。
石油
原油先限帳入値は37440円(前日比+850円)。ガソリン先限帳入値は50750円(前日比+890円)。灯油先限帳入値は49070円(前日比+990円)NY原油高と円安で東京原油は買い先行で始まり、取引時間中米軍がシリアへミサイル攻撃との報が流れ、中東情勢の緊迫化から、今後原油高へつながるとの思惑買いによって上値追いの展開となりその他製品も含め大幅反発となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は237.9円(前日比-10.8円)。期先は上値が重い展開から夜間取引は安寄りした後も戻りは鈍く、軟調に終了した。日中立会は上海夜間市場が1000元安で終了した為、10円近く急落して始まり、先限は一代の安値231.0円が意識されたが、235円近辺で下げ留まると週末を控えて売り方の買戻しに242円まで切り返した。その後は売り買い交錯し240円を挟んでポジション調整の逆張り相場となって揉み合った後、為替の戻りを眺め、底堅く推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21510円(前日比-230円)。大豆先限帳入値は46120円(前日比-470円)。東京コーンは人気離散傾向となる中、原油高、シカゴ夜間取引はしっかりしていたものの、円高、テクニカル面が弱気なことが嫌気され弱含みとなり続落した。大豆はシカゴ安やシカゴ夜間取引が軟調に推移したことが嫌気され為替の円高進行も重石となって小口の売りで続落した。
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米中首脳会談(6-7日)

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