夕刊:2017/04/11

2017/04/11 夕刊

為替
10日の外国為替市場で朝鮮半島の緊迫化による地政学リスクの高まりや米債利回り低下を受けドルが売られ、ドル円相場が1ドル=110円90銭近辺まで下落した流れで、11日の東京為替市場のドル円相場は110円80銭前後で取引が開始された。日中取引では日経平均が軟調な動きとなったことからドル円も下げ足を強め、一時110円台半ばまで下落した。その後日経平均の下げが一巡し、下げ渋りとなったことでドルが買い戻されドル円は110円80銭台まで戻した。午後は日経平均の下げ幅がやや拡大したためドルの上値が抑えられドル円は110円60~70銭台の方向感の定めづらい小幅のレンジでの動きとなった。15時15分現在、1ドル=110円67銭。
株式(日経平均)
11日の東京株式市場は米政権が原子力空母を朝鮮半島近海へ配備したことを受け、対北朝鮮情勢がより緊迫化したことから利食い売り先行の動きが強まり、日経平均株価は前日比80円33銭安の18717円55銭で寄り付いた。ザラ場に入り、不動産、小売業、陸運関連など内需株の一角に押し目買いが入り、日経平均株価はやや値を戻すも上値の重い展開は継続。前引けは前日比89円30銭安の18708円49銭。後場に入っても引き続き朝鮮半島情勢による地政学リスクと円の高止まりで買い手控えられる中、日経平均株価は弱含みでじり安傾向となったものの引けかけ日銀のETF買い付けの思惑で下げ幅を縮小、大引けの日経平均株価は前日比50円01銭安の18747円87銭と小幅反落して終えた。
貴金属
金先限帳入値は4461円(前日比-16円)。銀先限帳入値は63.7円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3358円(前日比-51円)パラジウム先限帳入値は2773円(前日比-48円)東京金はNY金の反落と円高による割高感から売り優勢となり続落して始まった。下げ一巡後は円の高止まりを嫌気した売りとシリアや朝鮮半島情勢の緊迫化による地政学リスクに対するリスク回避目的の押し目買いとが綱引き商状となり4450~60円台前半でのもみ合いとなったが戻りも鈍く反落して終えた。プラチナ、パラジウムも金と同様にNY安、円高が嫌気され大幅続落した。
石油
原油先限帳入値は37910円(前日比+130円)。ガソリン先限帳入値は51160円(前日比+100円)。灯油先限帳入値は49480円(前日比+160円)東京原油はNY原油の続伸とドル安に加えリビア最大油田が武装勢力によるパイプラインの封鎖で再び生産停止となったことが手掛かり材料となり買い優勢で始まった。またOPEC加盟国・非加盟国の3月の減産遵守率が前月を上回りこの先世界の石油在庫減少は継続されるとの見方も下支えとなり終日堅調に推移、3日続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は229.3円(前日比-10.1円)。上海市場は底堅い値動きだったが、東京夜間市場は上値の重い展開が嫌気され、当限の建玉整理の遅れていた買い方の手仕舞い売りに10円超の急落を受け、先限も急落し、一代の安値を更新し、230.4円を付けた。日中立会は夜間相場のレンジ内で安値保ち合いとなって揉み合い、230円割れには抵抗を示すも概ね軟調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21730円(前日比+170円)。大豆先限帳入値は46700円(前日比-210円)。東京コーンは今夜発表される米農務省(USDA)の需給報告待ちで様子見となる中、アルゼンチン産地の降雨による収穫の遅れが好感され、大豆とのスプレッド解消買いでシカゴコーンが反発したことから小口の押し目買いが入り反発した。大豆はシカゴ夜間取引が堅調だったことや米農務省の需給報告発表前の売り方の買い戻しにより反発するも出来高が薄く玉次第となり小口の売り物で値を消し反落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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