夕刊:2017/04/13

2017/04/13 夕刊

為替
12日のNY為替市場でトランプ大統領が「ドルが強すぎる。」と述べたインタビュー記事が流れたことがきっかけとなりドルが売られ、ドル円相場が1ドル=108円90銭前後まで急落したことから、13日の東京為替市場のドル円相場は108円80銭前後で取引が開始された。日中取引では日経平均が続落して始まったことでさらにドル安円高が進み、ドル円は一時108円70銭台前半まで弱含んだ。その後は108円半ばに実需の円売りドル買いオーダーが控えていたことからドル円はやや値を戻し108円70銭台後半から80銭台で推移した。午後は引き続きトランプ発言や今日にも北朝鮮が重大発表をするとの噂から地政学リスクが高まり、ドルの上値が重い展開が継続していたが時間外の米10年債利回りが反発に転じたことや北朝鮮の重大発表が肩透かしとなりリスク回避で売られていたドルが買い戻されドル円は急激に値を戻し109円台を回復した。15時15分現在、1ドル=109円10銭。
株式(日経平均)
12日の東京株式市場はトランプ大統領のドル高牽制発言による為替の円高ドル安進行が嫌気され輸出関連株や金融株中心に幅広い銘柄が売り優勢となり日経平均株価は前日比160円89銭安の18391円72銭で寄り付いた。ザラ場に入っても円高が収益の圧迫要因となる自動車株、大手電機株など主力株に下げる銘柄が目立ち日経平均を押し下げ、一時240円超の下げとなった。半面、今週に入ってから日経平均が500円以上下落したことから下げ過ぎとの見方もあって電気・ガス・食料品など内需関連銘柄のごく一部に押し目買いが入り、日経平均はやや下げ幅を縮小した。ただ、戻りは限定的だった。前引けは前日比212円17銭安の18340円44銭。後場は前引け近辺で寄り付いた後、本日の安値圏で推移していたが2時過ぎにドル円相場が戻り始めたことをきっかけに日経平均も押し目買いや売り方の買い戻しなどで下げ幅を縮小させ、大引けの日経平均株価は前日比125円77銭安の18426円84銭と3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4493円(前日比+18円)。銀先限帳入値は64.5円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3415円(前日比+13円)パラジウム先限帳入値は2770円(前日比-28円)東京金は15日の金日成生誕105周年を控え朝鮮半島情勢が一段と緊張を高めていることやNY金の続伸に支援され買い先行で始まり円高による割高感もある中、安全資産としての金への資金流入は継続し底固く堅調に推移した。プラチナは取引開始直後から円高と株安が嫌気され弱含みとなっていたがドル安によるドル建て現物相場の上昇を受け反発に転じ、続伸した。
石油
原油先限帳入値は37650円(前日比-350円)。ガソリン先限帳入値は51010円(前日比-320円)。灯油先限帳入値は49050円(前日比-480円)NY原油が週末からの3連休を控え、利益確定売りで反落したことや為替の円高が重石となり東京原油も4日続伸で高値警戒感もあり利益確定売りが出易く上値が抑えられ、5日ぶりに反落した。その他製品も石油に連れ安して5日ぶりの反落となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は223.0円(前日比+3.3円)。東京夜間取引は軟調に始まり、日中に続いて先限は一代安値を更新したが、短期間での下落により売り方の買戻しが優勢となって、220円を回復して終了した。日中立会は上海夜間市場の戻りが鈍かった為、220円を割り込んで始まった事から買い方の投げが先行し、215.5円まで売られた。その後は連日の急落でテクニカルが売られ過ぎを示し、下値警戒感の台頭により売り方の利益確定の買戻しが入り、夜間取引の寄付値を上回り陽線となると売り方の利食い先行となり、220円半ばへと水準を切り上げた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21550円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は46930円(前日比+420円)。コーンはシカゴコーンが前日反発したものの円高に相殺され弱含んだが結局前日比変わらずとなった。大豆は昨日と同様に出来高が薄く玉次第となり小口の買戻しで反発した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米3月卸売物価指数(前月比)
米新規失業保険申請件数
米4月ミシガン大消費者態度指数

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