夕刊:2017/05/01

米議会が100兆ドル超の歳出予算案暫定合意のニュースでドル高円安が進み、日経平均3日ぶりに反発

為替
1日の東京為替市場のドル円相場はNY市場より20銭ほどドル安円高の1ドル=111円20銭台で取引が始まった。日中取引では日経平均が安寄りした後反発に転じたことや米議会が9月30日までの予算案について1兆ドル超の歳出法案を暫定的に合意したとのニュースを受けてドルが買われ一時111円70銭台までドル高円安が進んだ。その後111円80銭近辺のドル売りオーダーに上値が抑えられドル円は111円60銭台で底堅い動きとなった。午後のドル円相場は111円60銭台で小動きとなっていたが、終盤に日経平均の上昇に合わせドル円は強含み111円70銭台に乗せた。15時15分現在、1ドル=111円71銭。
株式(日経平均)
1日の東京株式市場は連休の谷間で見送り気分となる中、NY株安で売り先行となり、前日比42円71銭安の19154円03銭と小安く始まった。ザラ場は為替のドル高円安進行や先週末の決算発表を受け東京エレクトロン、村田、富士通などの好決算銘柄を物色する流れが強まり日経平均が押し上げられ、反発に転じた。前引けは前日比78円25銭高の19274円99銭。後場も日経平均株価は前場からの堅調な地合いを引き継ぎ、底堅い動きを維持しながら引けにかけ一段高となり前日比113円78銭高の19310円52銭と3日ぶりに反発、19300円台を回復した。
貴金属
金先限帳入値は4520円(前日比+11円)。銀先限帳入値は61.3円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3378円(前日比-14円)パラジウム先限帳入値は2917円(前日比+53円)東京金はNY高とドル建て現物相場の上昇を受け買い先行となり反発して始まった。その後利益確定売りで上値が抑えられたものの、為替の円安進行や29日の北朝鮮のミサイル発射で朝鮮半島情勢緊迫化の再燃が危惧され金への投資意欲は衰えて無く、先高期待からの押し目買いで底堅く推移した。プラチナは昨日発表の1-3月期米GDP速報値が弱めの数値となり米経済の減速懸念が重石となり軟調な展開となった。
石油
原油新甫帳入値は35850円(前日比-円)。ガソリン先限帳入値は48680円(前日比+100円)。灯油先限帳入値は48300円(前日比+80円)。原油は朝方、時間外取引のNY原油が軟調となり連休前の手じまい売りで小安く推移していたが、ガソリンなどのその他製品の反発と円安による割安感の台頭で反発に転じ、底堅い動きとなった。
ゴム
ゴム先限帳入値は215.6円(前日比-1.7)。夜間取引は確りで始まったものの、218円に届かずに反落。上値重く推移した。日中立会は安寄りして始まり、夜間取引の安値215.1円を割り込み、214.1円を付けたが、押し目買いに反発し、夜間寄付値を上回り陽線となると218.5円の戻り高値を付けた。その後は上海市場が労働節の為に休場となる中、手掛かり材料難で方向観を見出せず、210円台後半の値位置での往来相場となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22000円(前日比+160円)。大豆先限帳入値は46450円(前日比-70円)。コーンは朝方連休前のポジション整理の売りで小安く推移していたが円安やシカゴ夜間取引の上昇を受け、反発に転じた。大豆は市場参加者が激減する中、玉次第の展開となり小口の商いで続落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米3月個人消費支出(除く食品・エネルギー)(前月比)
米3月個人所得(前月比)
米4月ISM製造業景況指数

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