夕刊:2017/05/09

先高期待が高まる中、日経平均は昨日までの大幅上昇で利益確定売りに押され小反落

為替
前日のNY市場で米債利回りの上昇を受けドル高円安が進み113円20銭近辺で取引を終了した流れで8日の東京為替市場のドル円相場は、NY市場と同水準の1ドル=113円20銭台で取引が始まった。日中取引では黒田日銀総裁発言でドル円は一時113円30銭台後半へ上昇する場面もあったが113円台半ばに実需のドル売りオーダーが控えていたことからドルの上値が抑えられ、その後は113円20~30銭近辺でもみ合いとなった。取引終盤にかけてドルが買われドル円は113円40銭近辺まで上昇した。15時15分現在、1ドル=113円38銭。
株式(日経平均)
9日の東京株式市場では、NY株式相場の続伸と円安に支えられ日経平均株価が前日比19円94銭高の19915円64銭と小幅続伸して始まった。ザラ場に入ると日経平均の上昇ピッチの速さに対する警戒感から、利益確定売りに押されマイナスに転じた。半面、好業績銘柄の先高期待で決算発表前に押し目を買う動きも強く売り買い交錯する中、日経平均は小幅安のまま底堅く推移した。前引けは前日比15円72銭安の19879円98銭で取引を終えた。後場は前引けよりやや値を下げて始まり前場と同様に押し目買いが下支えとなり狭いレンジの中、小幅安で推移した。大引けの日経平均株価は前日比52円70銭安の19843円00銭と大幅上昇した後の割に下げ幅は限定的だった。
貴金属
金先限帳入値は4458円(前日比+11円)。銀先限帳入値は59.5円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3340円(前日比変わらず)パラジウム先限帳入値は2897円(前日比-2円)NY金の下げ止まり感もあり、東京金は円安が下支えとなり買い戻しが主導する形で反発して始まった。日中取引では米景気の底堅さから6月利上げ説が根強いことで戻り売り圧力も強く、堅調な動きながらも上値の重い展開となった。
石油
原油先限帳入値は34870円(前日比+70円)。ガソリン先限帳入値は47820円(前日比-50円)。灯油先限帳入値は47590円(前日比+40円)。サウジアラビアがOPEC産油国の協調減産を来年以降も継続する可能性を示唆し、それが好材料視され昨日のNY原油が小幅続伸したことを受け東京原油も売り方の持ち高調整の買いが先行する格好となり3日ぶりに小反発した。NY原油夜間取引が堅調だったことも支援材料となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は208.7円(前日比+2.1)。夜間取引は前日の急落を受け続落して始まり、前日の安値を若干、更新したものの、買い方の手仕舞い売り一巡後は買い戻しが先行し、値を戻した。日中立会は積極的な売買が控えられ、売り方の利益確定の買戻しに前日比プラス圏に浮上した。その後は一進一退の攻防で前日終値付近でのレンジ相場となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22310円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は47330円(前日比+30円)。コーンは前日のシカゴコーンが反落したことを受け売り優勢で始まったものの円安とシカゴ夜間取引の堅調な動きに支援され次第に下げ幅を縮小させた。ただ、10日に米農務省(USDA)から需給報告の発表を控え、その内容を見極めたいとの思惑から積極的な売買は手控えられ戻りも限定的となった。大豆は今日も市場参加者が少なく流動性に欠ける中、小口の買いで小幅続伸した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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