夕刊:2017/05/11

現物相場は2万円台を目前に高値圏でのもみ合いとなる中、日経平均先物は先行して2万円台乗せ

為替
10日のNY市場で米10年債利回りの上昇を受けドルが買われ114円30銭近辺で取引が終了したことから、11日午前の東京為替市場のドル円相場はNY市場とほぼ同水準の1ドル=114円30銭台前半で取引が始まった。日中取引では時間外取引の米10年債利回りの上昇が一服となったことからドルの上値が重くなりドル円が114円10銭台前半まで伸び悩んだ。その後はドルの下値も堅く114円10銭台後半でもみ合いとなった。午後は、目立った動きは無く114円20銭を挟んで小動きとなった。15時15分現在、1ドル=114円10銭。
株式(日経平均)
11日の東京株式市場は、円安とナスダック指数が連日の史上最高値更新となったことを受け、ソフトバンク、東京エレクトロンなどハイテクセクターへの買いが優勢となり日経平均株価は前日比43円86銭高の19943円95銭と小幅続伸して始まった。一方、決算発表で減益を発表したトヨタやスバルなど自動車株の一角が弱含みとなり上値が抑えられ日経平均は2万円台乗せを目前に強弱感が対立し高値圏でのもみ合いとなり、前引けは前日比29円18銭高の19929円27銭で取引を終えた。後場は前引けより若干高く始まった後、明日のオプションSQで精算値が20000円超になるのではとの思惑もあり、それを狙った先回りの指数先物買いが日経平均を押し上げ、一時90円近く上昇した。大引けの日経平均株価は上げ幅をやや縮小し、前日比61円46銭高の19961円55銭と2日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4470円(前日比+12円)。銀先限帳入値は60.0円(前日比+0.7円)。プラチナ先限帳入値は3369円(前日比+49円)パラジウム先限帳入値は2890円(前日比+20円)東京金は前日のNY金が反発したことや円安が下支えとなり買い優勢で始まり反発して始まった。円安一服で上値が重くなったものの北朝鮮の核実験への警戒やトランプ政権の不透明感で下値も堅いことからその後はプラス圏でのもみ合いとなった。プラチナはNY市場の反発と円安を受けて買戻しと押し目買いを誘い、買いが優勢となり反発した。
石油
原油先限帳入値は35860円(前日比+1020円)。ガソリン先限帳入値は48830円(前日比+1040円)。灯油先限帳入値は48740円(前日比+1070円)。)前日の米エネルギー局(EIA)の週間在庫統計で原油在庫が予想を上回る大幅減となったことからNY原油が大幅反発となり、その流れで東京原油も買いを集め、4桁を超える大幅反発となった。ガソリンなどその他石油製品も石油の大幅上昇を受けて軒並み4桁超の上昇となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は213.8円(前日比+4.7円)。夜間取引は前日比マイナスとなって始まり、208円でサポートされ反発。210円台を回復して確り。日中立会は上海夜間相場の堅調を眺め、高寄りし続伸したが、213円で上値を抑えられ、210円を再び割り込んだが、今週月曜日の急落の後、下値警戒感が台頭し、積極的な売りが躊躇われ、戻り歩調となった事から堅調となった。ただ、上値も限定的で本日も上下5円内でのレンジ相場となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22730円(前日比+350円)。大豆先限帳入値は47700円(前日比+50円)。コーンは前日の米農務省(USDA)による需給統計発表で米国産コーンの減産予想や期末在庫の減少幅が予想を大幅に上回りシカゴ高となったことを受け、東京コーンも買いが先行する形となり3日続伸した。大豆は逆に米国産大豆の生産予想が予想を上回ったことでシカゴ安となり、それが嫌気され反落して始まるも引け間際の小口の買いでプラスに転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米4月卸売物価指数(PPI)(前月比)
米新規失業保険申請件数(前週分)

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