夕刊:2017/05/15

NYダウの続落と円高進行を嫌気、日経平均は利益確定売りで小幅続落

為替
前週末に発表された米経済指標が予想を下回り、利上げ観測の後退から長期債利回りが低下したことを受け、12日のNY為替市場でドル安が進んだ流れで、15日午前の東京為替市場のドル円相場はNY市場とほぼ同水準の1ドル=113円20銭台半ばで取引が始まった。日中取引では5,10日(ゴトウビ)の国内輸入企業からの円売りドル買い注文が下支えとなって円が伸び悩み、ドル円は113円40銭台までじり高となった。その後は14日早朝の北朝鮮のミサイル発射で地政学リスクを意識し、ドルの上値が抑えられドル円は113円40銭近辺でもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=113円50銭。
株式(日経平均)
前週末のNY株式市場で、弱い経済指標の発表を受け米景気回復の減速懸念が意識されドル安が進み、FBI長官の解任でトランプ政権の政治不信の高まりに対する警戒からNYダウが4日続落したのに加え、北朝鮮のミサイル発射で地政学リスクの高まりが嫌気され15日の東京株式市場は、利食い売りが優勢となり日経平均株価は前日比130円44銭安の19753円46銭と大幅続落して始まった。ザラ場に入ってからは円の伸び悩みでドル円が戻り歩調となったことから、不動産、建設など内需関連株や好業績銘柄を買う動きが強まり日経平均は下げ幅を縮小させた。日経平均株価は前日比41円75銭安の19842円15銭で前場の取引を終えた。後場は日銀によるETF買い付けの思惑から買い先行となり前場の高値を上回ったものの戻りも鈍くその後は小幅安で小動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比14円05銭安の19869円85銭。
貴金属
金先限帳入値は4479円(前日比+5円)。銀先限帳入値は60.4円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3390円(前日比変わらず)パラジウム先限帳入値は2920円(前日比+11円)東京金は円高進行が嫌気され売り優勢で始まった。その後、円高一服とNY夜間取引が堅調な動きとなったことから押し目買いを誘い、下げ幅が縮小傾向となり取引終了間際にプラスに転じた。北朝鮮のミサイル発射も下支え要因となった。プラチナは円高が売り圧迫要因となり弱含みとなっていたが円高一服を受け、買い戻しで下げ幅を縮小させ前日比変わらずとなった。
石油
原油先限帳入値は36190円(前日比+260円)。ガソリン先限帳入値は48960円(前日比+180円)。灯油先限帳入値は49050円(前日比+210円)。)円高が重石となり東京原油は反落して始まった。その後、サウジアラビアとロシアが18年3月までの減産延長に合意したとのニュースでNY原油夜間取引が大幅高となったことを受け、反発に転じた。
ゴム
ゴム先限帳入値は219.4円(前日比+4.9円)。夜間取引は前日終値付近での揉み合いに終止した。日中立会は上海夜間市場の堅調を映し続伸して始まり、上海日中立会が更に続伸した事から一時220円を付けたが、戻り一杯となり反落したものの、217円半ばで下げ渋った事から押し目買い優勢となって、前日比5円高近辺での揉み合いとなり堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22630円(前日比-10円)。大豆先限帳入値は47870円(前日比+70円)。コーンはシカゴ夜間取引の軟調と円高が嫌気され売り先行となり続落して始まった。売り一巡後は円高一服で押し目買いが入り、下げ幅を縮小させた。大豆は低調な出来高で玉次第の中、小口の買いで続伸した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
米5月NY連銀製造業景気指数
米5月NBHB住宅市場指数

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。