夕刊:2017/05/16

日経平均は3日ぶりに反発したものの、戻り売りで2万円の大台を目前に足踏み商状。

為替
NY時間に、米株の反発と原油相場の上昇で長期金利の上昇し、ドルが買われドル円相場が反発した流れを引き継ぎ、16日午前の東京為替市場のドル円相場は前日の東京終値に比べややドル高円安の1ドル=113円60銭台後半で取引が始まった。日中取引では日経平均の上昇からドル円はじり高となり一時113円70銭台までドル高円安が進んだが、その後日経平均の上げ幅が縮小傾向となるに連れてドル円相場も下げに転じ、113円40銭台へ下落した。午後のドル円相場はドルが一旦下げ渋り113円50銭を挟んで落ち着いた動きで推移していたが株式市場が終了した直後から円高方向へブレ始め、113円30銭を割り込んだ。15時15分現在、1ドル=113円30銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場でNYダウが5日ぶりに反発、ナスダック指数も史上最高値を更新するなど堅調な動きとなったことが好感され、16日の東京株式市場は、寄り付きから買いを集め、日経平均株価は前日比83円21銭高の19953円06銭で取引を開始した。その後一段高となり日経平均は2万円まであと一歩のところまで上昇したが一転、2万円の大台目前で戻り売り圧力に押され値を崩す形となり、前引け間際には一時マイナス圏まで反落した。前引けの日経平均株価は前日比6円42銭高の19876円25銭で前場の取引を終えた。後場はやや値を戻して寄り付いた後、ソフトバンク、東京エレクトロン、アドバンテストなど値嵩株の一角が日経平均の下値を支え19900円台を維持しながら底堅く推移した。大引けの日経平均株価は前日比49円97銭高の19919円82銭と3日ぶりに反発した。
貴金属
金先限帳入値は4486円(前日比+7円)。銀先限帳入値は61.4円(前日比+1.0円)。プラチナ先限帳入値は3413円(前日比+23円)パラジウム先限帳入値は2875円(前日比-45円)東京金はNY金の続伸と円安が好感され買い先行で始まった。その後、ドル建て現物相場の上昇を背景に底堅い動きとなり4490円近辺で堅調に推移し、4日続伸。北朝鮮のミサイル発射や世界的なサイバー攻撃などに対するリスク回避の動きも金の下値をサポートした。プラチナはNY高と円安を受けて買いが優勢となり小確りで始まり、金の上昇に連れ高するかたちで上げ幅が拡大し一段高となった。
石油
原油先限帳入値は36390円(前日比+200円)。ガソリン先限帳入値は49080円(前日比+120円)。灯油先限帳入値は49240円(前日比+190円)。)原油はNY原油の大幅上昇を手掛かりに続伸して始まった。高く寄り付いた後も一段高となり36520円まで上昇した後、今日発表される米石油協会(API)からの石油在庫統計の内容を見極めたいとの思惑から戻り売りで上値も抑えられ今日の寄り付き近辺でのもみ合いとなった。
ゴム
ゴム先限帳入値は228.0円(前日比+8.6円)。夜間取引は5月当月限の踏み上げを横目に堅調に推移した。一両日の相場で4月中の高値250.8円から安値198円の1/3戻り218円で下値がサポートされ、テクニカル要因から前述した下落幅の半値戻り224.4円を上抜いて2/3戻りの230.9円が視野に入り、220円後半への大幅続伸となった。その後も堅調地合いを維持し、取引終盤には買い方の利益確定売りに下押す場面もあったが強基調となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22430円(前日比-200円)。大豆先限帳入値は47610円(前日比-260円)。コーンは米国産コーンの作付け進展を受けたシカゴ安と16日のシカゴ夜間取引での軟調推移が嫌気され売り圧力が強まり3日続落した。大豆は小口の商いで乱高下となった。朝方こそシカゴ高で買い先行ではじまり4/3以来の高値を付けたが、その後円高が嫌気され下落に転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4月住宅着工件数(前月比)(予想+3.7% 前回-6.8%)
21:30米4月建設許可件数(前月比)(予想+0.2% 前回+4.2%)
22:15米4月鉱工業生産(前月比)(予想+0.4% 前回+0.5%)
22:15米4月設備稼働率(予想86.3% 前回76.1%)

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