夕刊:2017/05/19

NY株の反発と円高一服から日経平均は買戻しで小反発

為替
NY時間に発表された米新規失業保険申請件数などの経済指標が予想より強めの数字となったことから米株式が反発したことを受けドルを買い戻す動きとなり、NY為替市場のドル円相場が111円40銭台で取引を終了した流れを引継ぎ、19日午前の東京為替市場のドル円相場はNY市場と同水準の1ドル=111円40銭前後で取引が始まった。日中取引では東京株式市場が小高く始まりドル円は底堅く推移していたものの次第に日経平均の上値が重くなり下落に転じるとドル円もやや円高方向にブレ始め、111円10銭台まで押し戻された。その後は111円20銭近辺でもみ合いとなった。午後は、日経平均が再び反発に転じたことからドル円は111円40銭近辺まで値を戻した。15時15分現在、1ドル=111円31銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場が強めの経済指標の発表からドル安が一服となり、昨日大幅に株価が下落した銘柄を買い戻す動きが強まりNYダウ、ナスダックともに反発したことを受け 19日の東京株式市場は買いが優勢となり日経平均株価は前日比37円55銭高の19591円41銭と小幅反発して寄り付いた。ザラ場に入ってからはトランプ政権の不確実性への警戒感で国内機関投資家は見送り姿勢を強める中、トランプ政治の混迷を嫌った向きからの戻り売りで徐々に上げ幅を縮小、下落に転じた。その後は安もちあいで推移し、前引けの日経平均株価は前日比30円59銭安の19523円27銭で前場の取引を終えた。後場の日経平均は、前引とほぼ同水準で寄り付いたあと、日銀によるETF買い付けの思惑から押し目買いを誘い再度反発に転じた。大引けの日経平均株価は前日比36円90銭高の19590円76銭と小幅ながら反発して終了した。
貴金属
金先限帳入値は4463円(前日比-26円)。銀先限帳入値は59.6円(前日比-0.6円)。プラチナ先限帳入値は3348円(前日比-31円)パラジウム先限帳入値は2709円(前日比-66円)東京金は、米株の反発でNY金が反落した流れから売り優勢で始まりこのところの上げ相場で反発力に欠ける中、利益確定売りで下げ幅を拡大した。プラチナは6月利上げ観測が蒸し返されNY安となったことから売り優勢となり反落して始まり、金の下落に合わせ下げ幅が拡大傾向となり大幅続落した。
石油
原油先限帳入値は36340円(前日比+390円)。ガソリン先限帳入値は49180円(前日比+420円)。灯油先限帳入値は49130円(前日比+330円)。)来週25日のOPEC総会で産油国の協調減産の延長合意が確実視され6ヶ月か9ヶ月かの延長期間の議論が高まる中、その期待感でNY原油相場が続伸した流れを受け東京原油も続伸して始まった。その後時間外取引でNY原油が強含みに推移したことで上げ幅を拡大させた。その他石油製品も原油高に連れ高となり大幅続伸となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は224.9円(前日比+1.6円)。夜間取引は生産地の需給緩和により現物市場が反落やシンガポール市場の反落を受け、大幅に反落した。日中立会は上海夜間市場が序盤は急落したが大幅に切り返して前日比プラスにて終了した事から220円台を回復して始まり堅調。買い方の利食い売りに下押したが円安の影響を受け、押し目買いが優勢となって堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22100円(前日比+100円)。大豆先限帳入値は46900円(前日比+230円)。コーンはシカゴ安から売り優勢で始まり弱含みで推移し、一時22000円を割り込んだ。このところ続落傾向となっていたことで下げ過ぎ感も出始めた中、シカゴ夜間取引が小反発となったことで利益確定の買い戻しで反発に転じた。大豆は相変わらず流動性の低い中、昨日大幅安した後ということもあるがシカゴ夜間取引の堅調が買い戻しの動きを誘い、反発した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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