夕刊:2017/05/24

米長期金利の上昇、円安進行で輸出関連、金融株が買われ日経平均は反発

為替
NY時間で米長期金利の上昇を受けドル買いが強まりドル高円安が進んだ流れを受け24日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より50銭ほどドル高円安の1ドル=111円90銭前後で取引が始まった。日中取引では東京株式市場で日経平均が大幅反発して始まったことから一時112円手前までドル高円安が進んだが112円近辺にドル売りオーダーが控えていたことで上値が抑えられ、伸び悩みとなりドル円は111円80銭台まで押し戻された。その後は値動きが乏しくなり、111円80~90銭前後でのもみ合いで推移していたが株式市場の取引終了間際になってドル円はじり高基調となり瞬間112円台を付けた。15時15分現在、1ドル=111円91銭。
株式(日経平均)
24日午前の東京株式市場は前日のNY株式市場で米長期金利の上昇から金融株が買われNYダウ、ナスダック指数が4連騰したことが追い風となり東京株式市場でもメガバンクなどの金融株に買いを集め、円安進行を背景に輸出関連株などにも上昇する銘柄が目立ち、日経平均株価は前日比164円28銭高の19777円56銭と大幅反発して寄り付いた。ザラ場に入るとテクニカル面で騰落レシオなどの指標が過熱感を示す数値となっていることもあり積極的に上値を買う動きは見られず、逆にドル高円安の流れが一服したことから利益確定売りで徐々に上げ幅が縮小傾向となり19700円近辺まで値を消す展開となった。その後は前日比100円高前後での小幅な値動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比94円59銭高の19707円87銭で前場の取引を終了した。後場は前引けよりも小高く寄り付いたものの今晩の米FOMC議事録要旨の公表を控え様子見となり底堅い動きながら膠着感の強い相場となった。大引けの日経平均株価は前日比129円70銭高の19742円98銭と反発して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4480円(前日比-11円)。銀先限帳入値は60.7円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3388円(前日比-10円)パラジウム先限帳入値は2749円(前日比+27円)東京金は、前日のNY安から売り優勢で始まり小幅安で寄り付いた。寄り後は円安とNY夜間取引の下げ一服が下支えとなり動意薄の中、小幅安のままほぼ横ばいで推移した。プラチナは朝方円安と株高に支援され小高く推移していたがNY夜間取引が下落基調となったことや金の軟調で売り圧力が強く下げに転じ小幅反落した。
石油
原油先限帳入値は37670円(前日比+810円)。ガソリン先限帳入値は50260円(前日比+680円)。灯油先限帳入値は50330円(前日比+780円)。)原油は、NY原油高と円安による割安感で買いが優勢となり大幅反発して寄り付いた。高寄り後も25日のOPEC総会での減産延長合意への期待感に下支えされNY夜間取引も小高くなったことから高値圏でもみ合いながら上げ幅を拡大させた。その他石油製品も原油高に連れ高となり大幅反発となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は228.7円(前日比-4.4円)。夜間取引は上海市場が引け際に14000元を割り込んで大引けた為、買い方の手仕舞い売りが先行し反落して終了。日中立会は昨日に続き、期近6月限が序盤にストップ高となるなど急反発し、先限は前日高値235.4円を更新して236.7円まで買われた。ただ、上海相場が14000元を回復したが伸び切れなかった事やシンガポール市場が反落した事、明日、納会を迎える5月限がストップ安まで急落した事などから買い方の利益確定売りが急がれ、本日高値から10円近く急落する場面もあった。その後は下げ渋ったが戻りは限定的で目先は節目の231円まで戻せるかがポイント。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22220円(前日比+40円)。大豆先限帳入値は46660円(前日比+10円)。コーンは商いが低調となる中、シカゴ高と円安で買い戻しの動きが強まり反発に転じた。大豆は人気離散傾向が強まる中、円安とシカゴ高に支援され小口の買い物で続伸した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
20:00米MBA住宅ローン申請件数(前週比)(予想- 前回-4.1%)
22:00米3月住宅価格指数(予想+0.5% 前回+0.8%)
23:00米4月中古住宅販売件数(前月比)(予想-1.1%% 前回+4.4%%)
27:00米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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