夕刊:2017/05/29

NY市場が休場で市場参加者少なく、為替・株式市場ともに小幅の値動き。金はテクニカル面での強気筋の買いで反発

為替
29日の東京為替市場のドル円相場は先週末のNY市場の終値とほぼ同水準の1ドル=111円20銭台後半で取引が始まった。日中取引では今日の早朝に北朝鮮がミサイルを発射したことを受けリスク回避の円買いで一時円高ドル安にぶれたものの影響は限定的で直ぐに値を戻し、ドル円は111円30~40銭前後で底堅い動きとなった。午後も午前からの流れに特段変化は無く小動きとなり15時15分現在、1ドル=111円25銭。
株式(日経平均)
今日のNY株式市場が休場ということもあって29日の東京株式市場は様子見気分が強く、日経平均株価は前日比10円34銭高の19697円18銭と小幅高で寄り付いた。ザラ場では早朝の北朝鮮によるミサイル発射を受け、地政学リスクを意識した売りで次第に上値が重くなり日経平均は一時マイナスとなった。売り一巡後プラスに転じ、小幅高で推移19700円前後でのもみ合いとなった。前引けの日経平均株価は前日比30円72銭高の19717円56銭で前場の取引を終了した。前引け時点での東証一部売買高は6億4000万株、売買代金は9000億円強と一兆円を割り込む閑散商いとなった。後場の日経平均は、前引けと同水準で寄付き、一段と膠着感が強まり上値の重い展開となった。大引けの日経平均株価は前日比4円27銭安の19682円57銭と小幅続落した。
貴金属
金先限帳入値は4516円(前日比+21円)。銀先限帳入値は61.7円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3426円(前日比+17円)パラジウム先限帳入値は2803円(前日比+70円)東京金は先週末のNY金の続伸を受け買いが優勢となり反発して寄り付いた。寄り後も早朝北朝鮮がミサイルを発射したことから地政学リスクが高まったこと、トランプ政権のロシア疑惑の拡大への懸念などが下支えとなりテクニカル面での強気を背景に買いを集め高値圏でもみ合った。プラチナは金の堅調な動きに支援され米GDP改定値の上方修正で米経済の好調維持が好感され、先高期待の買いで反発した。
石油
原油先限帳入値は36080円(前日比+630円)。ガソリン先限帳入値は48610円(前日比+420円)。灯油先限帳入値は49950円(前日比+400円)。)OPEC総会後の急落を受け下げ過ぎ感が強まり買い戻しを誘い、NY原油が反発した流れを受け東京原油は大幅反発して始まった。寄り後は動意薄となり寄り付き近辺で横ばいとなったがNY石油夜間取引が上げ一服となったことから上値が抑えられ東京原油も次第に上げ幅を縮小させた。
ゴム
ゴム先限帳入値は213.0円(前日比変わらず)。夜間取引は前日の弱地合いを引き継いで先限は210.2円の安値を付けたが、売られ過ぎ感から売り方の買戻しに反発し、前日比プラス圏で終了。日中立会は堅調に始まり、215円近辺で揉み合った後、夜間立会の高値215.8円を上回って続伸となった。その後は上海市場が明日まで端午節の祝日にて休場となる中、217.1円で頭打ちとなると買い方の手仕舞い売りや売り方の新規売りに反落し、再びマイナス圏に沈むなど軟調で上値は重かった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22300円(前日比+70円)。大豆先限帳入値は46230円(前日比-70円)。コーンは、先週末のシカゴ高を受け買いが先行し反発して始まった。寄り後は今日のシカゴ市場が休場で様子見となり底堅いながら小口売りで上値を抑えられ小動きで推移した。大豆は人気低下で市場参加者も少なく、シカゴ安を嫌った小口の売りで続落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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