夕刊:2017/05/31

円高、米株安で売り優勢となり、月末のポジション整理売りで日経平均は4日続落

為替
休場明けのNY市場で米債利回りの低下を受けドル売りが強まり110円70銭台で取引を終了した流れで31日の東京為替市場のドル円相場は1ドル=110円80銭台で取引が始まった。日中取引は時間外取引の米10年債利回りが反発したことから円高ドル安の流れが一服となりドル円は110円90銭台まで値を戻し、もみ合いとなった。午後は日経平均の下げ幅が前引けにかけ縮小傾向となったことから、ドル円は111円台前半まで上昇した。午後は日経平均が後場寄り後弱含みとなったことからドル円は押し戻され111円台を再び割り込み110円90銭後半で推移した。15時15分現在、1ドル=110円96銭。
株式(日経平均)
31日の東京株式市場は休み明けのNY市場で為替の円高ドル安傾向が強まり、米株式市場が下落したことから売り優勢となり前日比47円52銭安の19630円33銭で寄り付いた。ザラ場では米長期金利の低下で金融株が弱含みとなり原油安から資源関連株が下落し日経平均を押し下げた。日経平均は一時80円以上下げ19600円を割り込んだ。売り一巡後円高が一服となり中国の5月製造業PMIが予想を上回ったことが好感されたコマツやファナックなど中国関連株の一角が下げ止まり日経平均は徐々に下げ幅を縮小させた。前引けの日経平均株価は前日比17円22銭安の19660円63銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後、週末の米雇用統計の発表を控え買いが手控えられ月末のポジション整理の売りでじり安となり、前場の寄り付き近辺で小動きに推移した。大引けの日経平均株価は前日比27円28銭安の19650円57銭と小幅ながら4日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4487円(前日比-20円)。銀先限帳入値は61.4円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3371円(前日比-30円)パラジウム先限帳入値は2839円(前日比+33円)東京金はNY安と円高が重石となり売り優勢で始まり夜間取引を下回って寄り付いた。寄り後もドル建て現物相場の軟調で上値が重く寄り付き近辺でもみ合いとなった。その後円高が一服したことから押し目買いが入り、やや値を戻すも戻り売りで頭を抑えられ弱含みで推移した。プラチナはNY安と円高が嫌気され売り優勢となり、大幅続落で始まった。その後円高が一服となりドル建て現物相場の下げ止まりで下げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は35590円(前日比-470円)。ガソリン先限帳入値は48150円(前日比-490円)。灯油先限帳入値は49200円(前日比-630円)。)東京原油はNY原油安と円高が嫌気され続落して始まりNY原油の時間外取引が下落基調となったことから下げ幅を拡大させた。今日米石油協会(API)から発表される米週間石油在庫統計の内容を見極めたいとのことから買い手控えられ終日弱含みで推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は202.5円(前日比-5.2円)前日の夜間取引と同水準で寄り付いたあと中国の5月の製造業PMIの発表で買いを集め上昇に転じたが上海ゴムが上昇後急落に転じたことから東京ゴムは一転売りが優勢となり下げ足を速め、一段安となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22140円(前日比+10円)。大豆先限帳入値は45360円(前日比-910円)。コーンは、円高と前日のシカゴ安の流れを受け、安く寄り付いた。寄り後シカゴ市場の引け後発表された米国産コーンの作況指数が予想に反し前年を下回ったことがサプライズとなり買い戻しの動きで急速に値を戻し、プラスに転じた。大豆はシカゴ安で安寄りした後商い低調な中、玉次第となり大幅反落となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:45米5月シカゴ購買部協会景気指数(予想57.0 前回58.3)
23:00米4月住宅販売保留指数(前月比)(予想+0.5% 前回-0.8%)
27:00米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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