夕刊:2017/06/01

1-3月期法人企業統計の発表を受け国内景気動向の力強さが確認され日経平均株価は大幅反発

為替
NY時間で米景気の先行き不透明感から債券が買われ米債券利回りが低下したことを受けドルが売られ円高ドル安となった流れを引継ぎ、1日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より20銭円高ドル安の1ドル=110円70銭台半ばで取引が始まった。日中取引は時間外取引の米10年債利回りが反発したことや寄り後の日経平均の大幅上昇で円高が一服し、円売りドル買いの流れと変わりドル円は一時111円台を回復した。その後日経平均が上げ幅を縮小させるとドル円は110円90銭台へ押し戻され、110円90銭台後半でもみ合いとなった。午後も日経平均の動きを横目で眺めながらドル円は111円を挟んで堅調な動きとなった。15時15分現在、1ドル=110円96銭。
株式(日経平均)
1日の東京株式市場では寄り前に財務省から1-3月期法人企業統計が発表され、国内全産業の売上高が前年同期比5.6%増と予想を大幅に上回り、設備投資も4.5%増となったことから国内景気に対する安心感の広がりで買いを集め、日経平均株価は前日比41円59銭高の19692円16銭で寄り付いた。ザラ場では月替わりで国内機関投資家からの新規資金導入による買い付け観測を背景に電機、精密、機械などの時価総額の大きい銘柄中心に幅広く買いが入り一段高となり、日経平均は19800円台を回復した。前引けの日経平均株価は前日比203円70銭高の19854円27銭で前場の取引を終了した。後場も前場からの流れを引き継ぎ国内景気の先高期待から物色意欲が衰えること無く日経平均は堅調な動きを継続した。大引けの日経平均株価は前日比209円46銭高の19860円03銭と5日ぶりに大幅反発した。
貴金属
金先限帳入値は4506円(前日比+19円)。銀先限帳入値は61.6円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3383円(前日比+12円)パラジウム先限帳入値は2874円(前日比+35円)東京金はNY金の反発を受け買いが優勢となり反発して始まった。日中取引ではドル建て現物相場の堅調や円安に下支えされ4500円台をキープしながら底堅い動きとなり高値圏でのもみ合いを続けた。プラチナはNY高と金の反発を受け買い先行となり、高く寄り付いたあとドル建て現物相場の上げ一服で上値が抑えられ次第に上げ幅が縮小した。
石油
原油新甫帳入値は35560円(前日比-円)。ガソリン先限帳入値は48000円(前日比-150円)。灯油先限帳入値は49200円(前日比変わらず)。)東京原油はNY原油相場の大幅続落を受け安く寄り付いたがAPI在庫統計の大幅な減少でNY原油夜間取引が反発に転じたことから東京原油もやや値を戻したものの、今晩のEIA発表の米週間在庫統計待ちで積極的に上値を買う動きは見られず、戻りも限定的となり寄り付きよりもやや高い水準で終始小動きとなった。
ゴム
ゴム先限帳入値は198.7円(前日比-3.8円)夜間取引は弱地合いを引き継いで安寄りし、4/20以来の200円割れを示現して、軟調のまま終了した。日中立会は夜間終値付近で始まり、200円台を付けたがすぐに失速し、再び200円を割り込むと年初来安値198円を割り込んで続落した。その後は売り方の手仕舞い買いに値を戻したが200円が壁となり弾き返され、上海市場の中心限月9月限が一代安値13085元を大きく割り込んで12000元台半ばへ急落した。これを受けて195.3円の安値を付けるなど軟調。大引け前には売り方の買戻しに下値を切り上げたが戻りは限定的であった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22260円(前日比+120円)。大豆先限帳入値は45560円(前日比+200円)。コーンは、前日のシカゴ高で買い先行で始まり小幅続伸して始まった。寄り後は商いが細り気味で見送り気分が強まりプラス圏を維持しながらも動意薄となった。大豆は前日のシカゴ高に反応は鈍く、テクニカル要因の悪化による先安感から寄付きから弱含みで推移したが取引終了間際に小口の買いで反発に転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15米5月ADP雇用統計(前月比)(予想+18.0万人 前回+17.7万人)
21:30米新規失業保険申請件数(予想23.8万人 前回23.4万人)
23:00米5月ISM製造業景況指数(予想54.6 前回54.8)

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