夕刊:2017/06/02

NY株高と円安進行で日経平均は大幅続伸、1年半ぶりの20000円台回復

為替
NY時間でADP雇用統計の雇用者数が予想を上回る伸びとなったことから米景気の減速懸念が後退したことからドルが買われドル高円安となった流れを受け2日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値と同水準の1ドル=111円30銭台で取引が始まった。日中取引は日経平均が大幅続伸して始まり上げ幅が拡大傾向となったことからさらにドル高円安が進みドル円は111円60銭台後半まで上昇した。午後は日経平均が堅調に推移したことでドル円は111円60~70銭前後で底堅い動きとなった。15時15分現在、1ドル=111円59銭。
株式(日経平均)
2日の東京株式市場では前日の米株式市場が大幅反発し、NYダウ、ナスダック指数ともに史上最高値を更新したことや円安進行が好感され幅広い銘柄に買いを集め、日経平均株価は前日比110円20銭高の19970円23銭で寄り付いた。ザラ場では日米の経済指標の改善で景気の先行きに対する楽観的な見方から買い安心感が広がり、輸出関連株、景気敏感株、銀行株などが一段高となり日経平均を押し上げ、2015年12月以来1年半ぶりに20000円台を回復した。前引けの日経平均株価は前日比279円28銭高の20139円31銭で前場の取引を終了した。後場は、昼休み時間中に日経平均先物に買いが入り一段高となったことから現物市場も買い先行で始まり日経平均は前引けよりも30円ほど高く寄り付いた。寄り後も物色意欲が衰えることなく上昇基調を強め全面高となり、一時370円超上昇した。その後大引けにかけて利益確定売りで伸び悩み、上げ幅が縮小した。大引けの日経平均株価は前日比317円25銭高の20177円28銭と大幅続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4509円(前日比+3円)。銀先限帳入値は61.3円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3345円(前日比-38円)パラジウム先限帳入値は2912円(前日比+38円)NY金はドル高が嫌気され反落したものの東京金は円安による割安感で買いが優勢となり続伸して始まった。日中取引ではドル建て現物相場の軟調で上値が抑えられたものの円安に支援され底堅い動きとなった。来週8日にコミー前FBI長官の議会証言を控えトランプ政権のロシア疑惑への警戒感も金の下支え要因とされた。プラチナはNY安から売り優勢となり大幅反落して始まった。その後、円安進行から下げ一服となったものの戻りは鈍く寄り付き近辺で小動きに推移した。
石油
原油先限帳入値は34990円(前日比-370円)。ガソリン先限帳入値は47540円(前日比-460円)。灯油先限帳入値は48880円(前日比-320円)。)東京原油はトランプ大統領による米国のパリ協定離脱の発表を受け、米国のエネルギー政策強化によってシェールオイル増産が加速することで供給過剰懸念の高まりから売り圧力が強まり大幅下落して始まった。日中取引では円安とNY 原油夜間取引が下げ止まったことから買戻しで下げ幅をやや縮小させた。
ゴム
ゴム先限帳入値は194.0円(前日比-4.7円)夜間取引は売り方の利食い先行で堅調に推移した。日中立会は序盤こそ、売り方の利益確定の買戻しが入り200円を回復したものの、絶好の戻り売り機会と見た、売り方の新規売りが継続的に出され反落し、200円大台を割り込んだ。その後も買い方の損失覚悟の手仕舞い売りを誘って急落し、前日の安値195.3円を割り込むと買い方の投げが加速し192.3円まで続落した。立会後半には売り方の手仕舞いで値を戻すも戻りは限られ安値圏で推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22350円(前日比+90円)。大豆先限帳入値は45400円(前日比-160円)。コーンは、前日のシカゴ安から小安く始まり円安で下げ幅を縮小させたあと、期近の大幅上昇に連れ高となり反発に転じた。大豆は当限価格が納会に絡んだ商いで大幅上昇したものの先限は反応鈍く続落となり強弱まちまちの動きとなった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4月貿易収支(予想-461億ドル 前回-437億ドル)
21:30米5月非農業者部門雇用者数(前月比)(予想+18.0万人 前回+21.1万人)
21:30米5月失業率(予想4.4% 前回4.4%)

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