夕刊:2017/06/05

米株高と円高で売り買い交錯となり日経平均は堅調ながら小動き。金はNY金高が好感され3日続伸

為替
NY時間で雇用統計の発表を受け非農業部門雇用者数が予想を下回ったことから債券利回りが低下しドルが売られドル円が急落した流れを受け5日の東京為替市場のドル円相場は先週末の東京終値より1円近く円高ドル安の1ドル=111円40銭台で取引が始まった。日中取引では日経平均が安寄りした後下げ幅が縮小すると円高ドル安が一服となりドル円は110円60銭台まで値を戻した。その後は110円台半ばの小幅な値動きとなった。午後になってドル円は膠着感を強め110円60~70銭近辺での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=110円55銭。
株式(日経平均)
5日の東京株式市場では外国為替市場での円高ドル安を受け、自動車などの輸出関連株の一角や米長期金利の低下が嫌気された銀行株などが利益確定売り先行で始まり、日経平均株価は前日比41円86銭安の20135円42銭と反落して寄り付いた。ザラ場では米株式市場の堅調推移を背景にソフトバンクや東京エレクトロンなど情報通信関連株の一角が買われ日経平均を下支えする中、日経平均先物が反発に転じたことを受けて日経平均は徐々に下げ幅が縮小しプラス圏へ浮上した。前引けの日経平均株価は前日比28円37銭高の20205円65銭で前場の取引を終了した。後場は、前引けとほぼ同水準で寄り付いた後、押し目買いと利益確定売りとが交錯する中、底堅い動きとなった。大引けの日経平均株価は利益確定売りに押され前日比6円46銭安の20170円82銭と3日ぶりに小幅反落した。
貴金属
金先限帳入値は4535円(前日比+26円)。銀先限帳入値は62.2円(前日比+0.9円)。プラチナ先限帳入値は3388円(前日比+43円)パラジウム先限帳入値は2937円(前日比+25円)NY金高を反映し東京金は続伸して始まった。寄り後は円高に上値を抑えられたもののドル建て現物相場の堅調を受け寄り付きよりやや高めの水準で底堅い動きとなり上げ幅を拡大させた。プラチナはNY高や売られすぎ感から買い優勢となり大幅反発して始まり、ドル建て現物相場の上昇で上げ幅を拡大させたがその後円高が重石となり寄り付き水準でのもみ合いとなった。
石油
原油先限帳入値は34760円(前日比-230円)。ガソリン先限帳入値は47390円(前日比-150円)。灯油先限帳入値は48560円(前日比-320円)。先週トランプ大統領による米国のパリ協定離脱の発表を受け、NY原油安となった流れを引き継ぎ東京原油は大幅続落して始まった。日中取引では円高が重石となるもNY 原油夜間取引が小幅高となったことや円高一服で下げ幅を縮小させた。
ゴム
ゴム先限帳入値は191.5円(前日比-2.5円)夜間取引は上海市場が軟調に終了した事を受けて安寄りし、続落して安値引けとなった。日中立会は小幅に反発した上海夜間相場を眺め、若干、戻して始まったが、夜間の寄付値を上回る事が出来ずにいると買い方の投げや売り方の追撃売りに夜間の安値を割り込んで186.5円まで急落した。その後は190円台をキープ出来ず180円台後半で揉み合った後、引け際に下値警戒感から売り方の利食いが先行し190円台を回復したものの軟調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22320円(前日比-30円)。大豆先限帳入値は45700円(前日比+300円)。先週末のシカゴコーンは小幅反発したものの東京コーンは円高を嫌気した小口の売りで反落して始まった。売り一巡後、シカゴ夜間取引の堅調推移から下げ幅が縮小した。大豆は出来高が依然低水準のため玉次第で上げ下げするリスクはあるものの先週末のシカゴ高が好感され買い先行で始まり、シカゴ夜間取引の続伸から上げ幅を拡大させた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米5月ISM非製造業景況指数(総合)(予想57.1 前回57.5)
23:00米4月製造業新規受注(前月比)(予想-0.2% 前回+0.5%)
23:00米5月労働市場情勢指数(LMCI)(予想3.0 前回3.5)

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