夕刊:2017/06/06

円高進行が嫌気され日経平均は大幅続落2万円の大台割れ、金は4日ぶりの反落

為替
6日の東京為替市場のドル円相場は8日のコミーFBI前長官の議会証言や英総選挙など重要イベントを控え手掛かり材料難から見送り気分が強く、昨日の東京終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=110円40銭台で取引が始まった。日中取引では米株安を受けて日経平均が下落して始まり下げ幅が拡大したことからリスク回避の円買いの動きが強まりドル円は4月25日以来1ヵ月半ぶりに110円台を割り込み、109円70銭台前半まで下落した。午後は一時円高が一服しドル円は109円80銭台へ持ち直すも日経平均が大引け間際一段安となり2万円割れとなったことからドル円は109円60銭台後半まで下落した。15時15分現在、1ドル=109円68銭。
株式(日経平均)
6日の東京株式市場は、前日の米株式市場の反落やコミーFBI前長官の公聴会などが警戒され買い手控えられる中、円の高止まりから輸出関連株中心に利益確定売りが先行し、日経平均株価は前日比48円56銭安の20122円26銭と小幅続落して寄り付いた。ザラ場では一段と円高が進むにつれソフトバンクやファナックなど日経平均の2万円台回復を牽引した値嵩の日経平均採用銘柄に売り圧力が強まり指数を押し下げ、下げ幅が拡大傾向となった。前引けの日経平均株価は前日比144円37銭安の20026円45銭で前場の取引を終了した。後場は日経平均がやや値を戻し安値圏でもみ合った後、持ち高調整売りで大引け間際に一段安となり2万円の大台を割り込んだ。大引けの日経平均株価は前日比190円92銭安の19979円90銭と大幅続落となった。
貴金属
金先限帳入値は4526円(前日比-9円)。銀先限帳入値は62.2円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3392円(前日比+4円)パラジウム先限帳入値は2926円(前日比-11円)前日のNY金が小幅続伸したものの円高が嫌気され東京金は売り優勢となり反落して始まった。寄り後は円高が更に進んだことが嫌気され下げ幅が拡大したがドル建て現物相場の堅調を受けやや値を戻し、下げ幅が縮小した。プラチナはNY高を受け買い優勢となり続伸して始まったが原油安と円高進行に上値が抑えられ上げ幅が縮小、一時マイナスに転じたが円高一服で辛うじてプラスを維持した。
石油
原油先限帳入値は34010円(前日比-750円)。ガソリン先限帳入値は46590円(前日比-800円)。灯油先限帳入値は47640円(前日比-920円)。NY原油の時間外取引が下落したことから売り先行となり東京原油は続落して始まった。寄り後も為替の円高進行から売り圧力が強まり下げ幅が拡大、一時4桁以上の下げとなった。その後買戻しでやや値を戻したものの戻りは限定的で大幅続落となった。その他石油製品も原油の下げにつれ安となり軒並み大幅続落。
ゴム
ゴム先限帳入値は185.8円(前日比-5.7円)。上海夜間高を反映し、買いがやや優勢となり前日東京夜間終値より若干高く始まった。日中取引では手掛かり材料に欠けることから寄り付き近辺で小動きとなったが期近6月限の下げ幅が拡大するにつれ先限も下げに転じ下げ幅を拡大させた。主要産油国のタイが増産期を迎え供給増につながることも下げ要因とされた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22140円(前日比-180円)。大豆先限帳入値は45230円(前日比-470円)。前日のシカゴ高も引け後の作柄報告で米国コーンの作柄の改善が確認されたことからシカゴ夜間取引安となった流れで東京コーンは小幅安で寄り付いたあと円高が嫌気され下げ幅が拡大し閑散商いの中、手仕舞い売りで続落した。大豆は前日のシカゴ相場は続伸して始まったもののテクニカル要因と円高進行で売り先行となり反落した。
今日のニュース
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なし

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