夕刊:2017/06/09

海外重要イベント無事通過で円安進み、日経平均は反発2万円台を回復

為替
NY時間に、コミーFBI前長官の公聴会での議会証言が波乱無く終わったことから安心感が広がりリスク回避の円買いの巻き戻しで円が売られドル円は109円90銭台まで上昇した流れを受け、9日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値と同水準の1ドル=109円90銭台で取引が始まった。日中取引では東京株式市場が外部環境の好転から、小高く寄り付いた後一段高となり日経平均が2万円台を回復したことから円売りドル買いが進みドル円はじり高歩調を辿り110円30銭台を付けた。その後もドル円相場は110円台前半で堅調に推移した。午後は日経平均が上げ幅を縮小させたことから、円安が一服となりドル円はやや弱含み110円20銭を挟んでもみ合う展開となった。15時15分現在、1ドル=110円16銭。
株式(日経平均)
8日の海外重要イベントを無事に通過したことから前日の米株式相場が反発し、ドル高円安が進んだことが好感され9日の東京株式市場は、主力の値嵩株や銀行株などが買い優勢となり日経平均株価は前日比43円80銭高の19953円06銭と反発して寄り付いた。ザラ場に入ってもリスク選好の動きが継続、日経平均先物に大口の買いが入ったことをきっかけにインデックス買いで日経平均は一段高となり2万円台を回復した。特にソフトバンクが出資先の中国アリババグループの好業績を背景に大幅高となり日経平均を70円以上押し上げ指数の上昇を牽引した。前引けの日経平均株価は前日比180円64銭高の20089円90銭で取引を終了した。後場は、前引けより若干安く始まった後英総選挙の開票が進み保守党の過半数割れの可能性が高まるにつれて日経平均は伸び悩みとなり利益確定売りと週末を控えたポジション整理の売りで上値が抑えられ次第に上げ幅を縮小させ2万円の大台を割り込んだ。売り一巡後は押し目買いで値を戻し2万円台を回復して取引を終えた。大引けの日経平均株価は前日比104円高の20013円26銭と反発した。
貴金属
金先限帳入値は4502円(前日比-19円)。銀先限帳入値は61.6円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3338円(前日比-10円)パラジウム先限帳入値は2938円(前日比+74円)NY金の続落を受け売り優勢で続落して始まり、NY金夜間取引の軟調で下げ幅が拡大した。コミーFBI前長官の公聴会が波乱無く終えたことでトランプ政権のロシア疑惑に対するリスク回避の動きが後退したことで利益確定を急ぐ向きから金を売る動きが強まった模様。プラチナはNY安から売り優勢で始まり続落して始まった。寄り後はドル建て現物相場の下落でじり安傾向を強めたものの円安が下支えとなり徐々に下げ幅を縮小させた。
石油
原油先限帳入値は33190円(前日比-50円)。ガソリン先限帳入値は45670円(前日比-30円)。灯油先限帳入値は46640円(前日比-210円)。前日のNY原油が小幅続落した流れで売り先行となり東京石油は続落して始まり節目の33000円を一時割り込んだが円安が下支えとなり下げ幅を縮小させた。
ゴム
ゴム先限帳入値は187.0円(前日比+5.4円)。前日の上海夜間取引高と円安を受け東京ゴムは小幅高で寄り付いた。寄り後も8日続落した後で値ごろ感から利益確定の買戻しや自立反発狙いの買いで底堅い動きとなり日中取引の上海ゴムの上昇で一段高となった。その後上海ゴムの上昇一服で上値が重くなり上げ幅がやや縮小傾向となったあと高値圏でもみ合い9日ぶりに反発した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22710円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は45500円(前日比+240円)。コーンは前日のシカゴ高を受け続伸して始まり、円安で上げ幅を拡大させた。その後シカゴ夜間取引が弱含みとなり上値が抑えられたもののプラスを維持し、堅調に推移した。大豆は前日のシカゴ相場は続伸したものの買い物が薄い中、小口の売りで小安く寄り付いた後円安とシカゴ夜間取引の堅調な動きから小口の押し目買いで直ぐにプラスに転じ、終始小動きで推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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