夕刊:2017/06/12

明日からのFOMCを前に材料待ちでドル円は小動き、ナスダック安を受け日経平均は反落

為替
NY時間に米債利回り上昇から円安ドル高が進んだ流れで12日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値とほぼ変わらずの1ドル=110円30銭台で取引が始まった。日中取引では明日からのFOMCを前に手掛かり材料に乏しい中、日経平均の下落を受けやや円高ドル安となったもののドルの下値も堅くドル円は110円20~30銭台の小幅のレンジで小動きに推移した。午後は日経平均が軟調に推移したことから、ドル円も膠着感が強まり110円前半で動意薄の展開となった。15時15分現在、1ドル=110円20銭。
株式(日経平均)
前週末の米株式市場でNYダウは3日続伸となったもののハイテク銘柄中心のナスダック指数が急落したことを受け12日の東京株式市場は、米長期金利上昇で保険、銀行株などが買われた一方で日経平均の寄与率が高いソフトバンクや東京エレクトロンなどの情報通信関連株が下げ、日経平均株価は前日比92円49銭安の19920円77銭と反落して寄り付いた。ザラ場に入っても日経平均は下げ幅を拡大し一時170円以上下落し19900円台を割り込んだ。売り一巡後は押し目買いで下げ幅が縮小し、寄付きを上回る水準まで値を戻した。前引けの日経平均株価は前日比71円46銭安の19941円80銭で取引を終了した。後場は、昼休み時間中に日経平均先物が弱含んだことから、現物市場は売り先行となり日経平均は前引けを下回る水準で寄り付いた。寄り後もハイテク銘柄の軟調な動きから日経平均の上値が重く19900円を挟んで弱含みで推移した。大引けの日経平均株価は前日比104円68銭安の19908円58銭と反落した。
貴金属
金先限帳入値は4480円(前日比-22円)。銀先限帳入値は61.0円(前日比-0.6円)。プラチナ先限帳入値は3356円(前日比+18円)パラジウム先限帳入値は2997円(前日比+59円)東京金はNY安を受け売り優勢となり続落して始まった。寄り後はドル建て現物相場の下げ一服やフランス総選挙でマクロン大統領の新党が7割以上の議席を獲得したことからユーロ高となったことが下支えとなって下げ止まり、4480円台前半でもみ合いとなった。プラチナはNY高と円安を受け買い優勢で始まり反発して始まった。寄り後はドル建て現物相場の上昇で上げ幅を拡大し高値圏で堅調に推移した。
石油
原油先限帳入値は33520円(前日比+330円)。ガソリン先限帳入値は46390円(前日比+720円)。灯油先限帳入値は47490円(前日比+850円)。前週末のNY原油が小幅反発した流れで買い先行となり東京石油は反発して始まり、NY夜間取引高とガソリン、灯油の一段高で上げ幅を拡大させた。
ゴム
ゴム先限帳入値は186.9円(前日比-0.1円)。上海夜間高を受け東京ゴムは小幅高で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴム高を受け底堅い動きとなったが188円以上では戻り売り圧力で上値が抑えられ戻りが鈍く、次第に値を消し一時マイナスへ転じ187円を割り込んだ。その後は手掛かり難から187円近辺で売り買いが交錯となり一進一退の動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22650円(前日比-60円)。大豆先限帳入値は45600円(前日比+100円)。先週末のシカゴ高を引き継ぎ東京コーンは買いが優勢となり続伸して始まった。寄り後、シカゴ夜間取引が反落したことから上値が重くなり上げ幅を縮小、小幅ながら反落に転じた。大豆は午後になってから1枚の最低商いで寄り付き、続伸した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
27:00米5月月次財政収支(予想-870億ドル 前回+1824億ドル)

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