夕刊:2017/06/14

米株高受け日経平均は底堅く推移するも終日膠着感の強い相場展開

為替
14日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値とほぼ変わらずの1ドル=110円近辺で取引が始まった。日中取引では東京時間の明日未明にFOMCの結果発表とイエレンFRB議長の記者会見を控え様子見となりドル円は目立った動きは無く110円前後で小幅な値動きで推移した。午後は、より一層膠着感が強まり110円前半のほぼ横ばいで推移した。15時15分現在、1ドル=110円04銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でIT・ハイテク関連株の上昇でNYダウ、ナスダックともに反発した流れを受け14日の東京株式市場は、ハイテク関連銘柄や銀行株が買い先行で始まり日経平均株価は前日比75円81銭高の19974円56銭と反発して寄り付いた。寄り後直ぐに2万円台を回復したものの今晩のFOMCの声明文やイエレンFRB議長の記者会見の内容を見極めたいとのことから上値を積極的に買う動きは無く、買い一巡後は利益確定売りで上値が抑えられ2万円を挟んで膠着感の強い相場展開となった。その後、朝方買われた銀行株が下げに転じたことから日経平均は上値が重くなり次第に上げ幅が縮小し一時マイナスとなった。前引けの日経平均株価は前日比20円34銭高の19919円09銭で前場の取引を終了した。後場は、前引けと同水準で寄り付いた後、動意薄となり19900円前後でもみ合いを続けた。大引けの日経平均株価は前日比15円23銭安の19883円52銭と小幅ながら3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4482円(前日比+9円)。銀先限帳入値は60.1円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3308円(前日比-55円)パラジウム先限帳入値は2951円(前日比-69円)前日のNY金は小安く引けたものの東京金はドル建て現物相場の上昇を受け買い優勢となり反発して寄り付いた。寄り後はFOMC後の利上げスピードが不透明なことから買い手控えられ、小動きで推移していたがドル建て現物相場の一段高で買いを集め、上げ幅が拡大した。プラチナはNYの急落が嫌気され売り優勢となり大幅反落して始まり、その後金の上値追いで下げ幅がやや縮小した。
石油
原油先限帳入値は33220円(前日比-310円)。ガソリン先限帳入値は46100円(前日比-400円)。灯油先限帳入値は47100円(前日比-410円)。前日のNY原油は続伸したものの引け後に発表された米石油協会(API)発表の米週間在庫統計で石油在庫が増加したことが嫌気されNY時間外取引が下落に転じたことが重石となり東京原油は大幅反落して始まった。寄り後は今晩の米エネルギー情報局(EIA)の週報を控え様子見となり安値圏での小動きで推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は195.5円(前日比+10.2円)。東京ゴムは前日夜間取引の強地合いを引き継ぎ小幅高で寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが堅調に推移したことで底堅い動きとなった。午前11:00に発表された中国の経済指標が強気の数字となったことから上海ゴムの午後立会いが大幅上昇で始まると東京ゴムもじり高基調となり前日の高値189.6円を抜いたのをきっかけに買い戻しの動きが強まると、急速に196円台まで買い進まれた。引けにかけて利食いに押され上げ幅がやや縮小したものの二桁の上昇となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22430円(前日比+90円)。大豆先限帳入値は45000円(前日比+80円)。シカゴ高を受け東京コーンは小幅高で寄り付き、シカゴ夜間取引の上昇から上げ幅が拡大した後上昇一服となり薄商いの中、高もちあいで推移した。大豆は市場参加者が激減する中、小口売りで小安く寄り付いた後シカゴ夜間取引高を受け押し目買いで小反発に転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米5月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想0.0% 前回+0.2%)
21:30米5月小売売上高(前月比)(予想0.0% 前回+0.4%)
※米連邦公開市場委員会(FOMC)6/14 
27:30 イエレンFRB議長記者会見

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。