夕刊:2017/06/20

外部環境の好転でリスク選好の動きが強まり日経平均は大幅続伸し、ザラバで年初来高値を更新

為替
NY時間でダドリーNY連銀総裁のタカ派的発言を受けて長期金利が上昇しドルが買われドル高円安が進んだ流れを引継ぎ20日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値よりやや円安水準の1ドル=111円70銭台で取引が始まった。日中取引では日経平均が大幅続伸して寄り付き2万円台を回復したことや五、十日のドル買い需要が下支えとなりドル円は111円70銭を挟んで底堅く推移した。午後は日経平均の上昇が一服したことから円が下げ止まりドル円は111円50銭台までレンジを切り下げた。15時15分現在、1ドル=111円55銭。
株式(日経平均)
前日の欧米市場で円安ドル高が進み、株式市場が上昇したことなど外部環境の好転でリスク選好の動きが強まったことを受け20日の東京株式市場は、円安進行と米長期金利上昇を背景に主力ハイテク株、金融株など幅広い銘柄が買い優勢となり日経平均株価は前日比166円37銭高の20234円12銭と大幅続伸して寄り付いた。寄り後もドル円相場が堅調に推移したことから外人投資家からの買いでハイテク銘柄中心に上値追いの展開となり日経平均は上げ幅を拡大し、年初来高値(20239円81銭)を更新した。前引けの日経平均株価は前日比219円92銭高の20287円67銭で前場の取引を終了した。後場は、円安一服から利益確定売りに上値が抑えられ日経平均は上げ幅を縮小させた。大引けの日経平均株価は前日比162円66銭高の20230円41銭と3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4462円(前日比変わらず)。銀先限帳入値は59.3円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3342円(前日比+19円)パラジウム先限帳入値は2991円(前日比+59円)NY安を受け東京金は売り優勢となり反落して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下げ一服や円安で下げ止まり下げ幅を縮小プラスに転じるも上値が重く、その後は前日終値を挟んで小動きで推移した。プラチナは円安を受けて買い優勢となり続伸して寄り付いた後ドル建て現物相場の堅調で上げ幅を広げ底堅い動きで推移した。
石油
原油先限帳入値は32680(前日比-120円)。ガソリン先限帳入値は45660円(前日比+10円)。灯油先限帳入値は46570円(前日比+160円)。NY原油は供給過剰懸念で反落したものの東京原油は円安で相殺され小幅安で寄り付いた。寄り後NY原油夜間取引が反発に転じたことから買い戻され一時プラス圏に浮上したがNY原油夜間取引が上げ一服となると在庫統計の発表を控え見送り気分が強く整理売りで値を消し小幅反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は190.3円(前日比-4.9円)。タイ、マレーシア、インドネシアの3カ国による相場下落阻止策の協議がまとまらなかった事から前日の夜間取引が下落したことを受け東京ゴムは売り先行で始まったものの円安が下支えとなり夜間取引の終値を上回って寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが反発、上げ幅を拡大すると東京ゴムも一時プラス圏へ浮上した。その後、上海ゴムが下げに転じると東京ゴムも上値が重くなり戻り売り圧力で前日夜間取引の安値191.9円を下回り、テクニカル上の節目とされる190円を割り込むと一気に売りが加速し一段安となった。売り一巡後、売られ過ぎへの警戒感から買い戻しで値を戻し190円台を回復した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22460円(前日比-140円)。大豆先限帳入値は47230円(前日比-170円)。シカゴ安で東京コーンは売り優勢で始まったが円安とシカゴ夜間取引高が下支えとなって反発に転じたものの上値が重く戻り売りで値を消し往って来いとなり寄り付き近辺で小動きとなった。大豆はシカゴ安で安寄りした後、円安が下支えとなりシカゴ夜間取引高を背景に買われ反発に転じたが上値も重く、戻り売りに押され反落に転じた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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