夕刊:2017/06/21

原油相場の急落を受け市況関連銘柄が下げを主導、日経平均は4日ぶりの反落

為替
NY時間で原油相場の急落から債券が売られ米長期債利回りが低下したことを受けドルが売られ円高ドル安となった流れから21日の東京為替市場のドル円相場はNY市場の終値よりやや円高水準の1ドル=111円30銭前後で取引が始まった。日中取引では日経平均が小安く寄り付いたあと軟調に推移したことからやや円高傾向となったもののFOMC後のFRB高官のタカ派的な発言がドルの下支えとなり円の上値も重い中、ドル円は日経平均に連動する形となり111円30銭を挟み狭いレンジ内で一進一退の動きで推移した。15時15分現在、1ドル=111円26銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場で原油相場の急落が嫌気されNYダウ、ナスダック指数共に反落したことを受け21日の東京株式市場は、原油安で市況関連株が下げたほか円高と米長期金利の低下から輸出関連株、金融株などが利食い売り先行で始まり、日経平均株価は前日比38円25銭安の20192円16銭と小幅反落して寄り付いた。寄り後直ぐに100円近く下げ幅を拡大した後、円高一服でドル円相場が底堅く推移したことから日経平均は下げ止まり次第に下げ幅を縮小させた。前引けの日経平均株価は前日比46円51銭安の20183円90銭で前場の取引を終了した。後場は、昼休み時間帯に日経平均先物が弱含んだことから日経平均は先物に鞘寄せする格好で寄り付き、前場の安値を下回ったあと安値圏でもみ合いとなった。大引けの日経平均株価は前日比91円62銭安の20138円79銭と4日ぶりに反落した。
貴金属
金先限帳入値は4447円(前日比-15円)。銀先限帳入値は58.9円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3305円(前日比-37円)パラジウム先限帳入値は3001円(前日比+5円)NY安と円高を受け東京金は売り優勢となり反落して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下げ一服で下げ止まったものの原油安が圧迫要因となって戻りが限定的となり寄り付き近辺での弱もちあいとなった。プラチナはNY安と円高を受けて売り優勢で始まった後もじり安基調を辿り、本日の安値近辺で引けた。
石油
原油先限帳入値は31910(前日比-770円)。ガソリン先限帳入値は44750円(前日比-910円)。灯油先限帳入値は45730円(前日比-840円)。NY原油が供給過剰懸念で急落したことから東京原油は大幅続落して始まった。寄り後NY原油夜間取引が反発に転じたことから一時下げ幅が縮小したものの今晩EIAから発表される週報への警戒感で買い手控えられる中、手仕舞い売りに押し戻され大幅続落となった。その他石油製品も原油の急落に連れ安となり大幅反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は186.3円(前日比-4.0円)。前日の上海夜間取引安で東京ゴムは売り優勢となり東京夜間取引の終値(188.7円)を下回って寄り付いた。寄り後一段安となり183.0円まで下落したが、日中取引の上海ゴムが夜間終値を上回って寄り付き、上げ幅を拡大すると東京ゴムも買い戻しで反発に転じ下げ幅を縮小させ、188円手前まで値を戻した。買戻し一巡後は186~7円前後でのもみ合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22340円(前日比-120円)。大豆先限帳入値は47070円(前日比-160円)。東京コーンはシカゴ安と円高が嫌気され続落して始まったあと動意薄となり寄付き近辺での上値の重い展開となった。大豆はシカゴ安と円高を嫌気し売り優勢で始まったがシカゴ夜間取引の堅調で反発に転じたもののシカゴ小麦の夜間取引が下げに転じたことから連れ安となり続落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米5月中古住宅販売件数(前月比)(予想-0.4% 前回-2.3%)

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