夕刊:2017/06/27

円安と海外株高を背景にリスクオンの動きからザラバで日経平均は年初来高値更新。

為替
NY時間で欧米株高や原油高から安全通貨としての円が売られドル高円安となった流れを受け27日の東京為替市場のドル円相場はNY市場と同水準の1ドル=111円90銭近辺で取引が始まった。日中取引では時間外取引の米10年債利回りの上昇や日経平均の続伸などで円安ドル高が進み一時ドル円は5/24以来、約1ヶ月ぶりに112円台を回復した。その後日経平均の伸び悩みから円安の流れが一服し、ドル円は111円90銭近辺で底堅い動きで推移した。午後は日経平均が小動きで推移したことや時間外取引の米10年債利回りの低下で円買いが進みドル円は111円80銭台を割り込んだ。15時15分現在、1ドル=111円70銭。
株式(日経平均)
27日の東京株式市場は、NYダウの反発や円安を背景に自動車、電機機器など主力の輸出関連株中心に買い優勢となり日経平均株価は前日比75円77銭高の20229円12銭と続伸して寄り付いた。寄り後はキャノンなど6、12月決算企業の権利取りの買いが下支えとなり、イタリアの銀行2行の破たん処理決定を受け昨日のNY株式市場で銀行株が買われた流れから金融株が堅調に推移し、一時日経平均は100円近く上昇年初来高値を更新した。買い一巡した後日経平均は伸び悩みとなり、20200円近辺で小動きに推移した。前引けの日経平均株価は前日比60円27銭高の20213円62銭で前場の取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後、日経平均は膠着感を強め高値圏でもみ合う展開となった。大引けの日経平均株価は前日比71円74銭高の20225円09銭と小幅ながら3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4470円(前日比-9円)。銀先限帳入値は59.5円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3320円(前日比-13円)パラジウム先限帳入値は2970円(前日比+5円)イタリア地銀2行の破たん処理が決まったことから欧州金融不安の後退で安全資産とされる円や金への需要が弱まりNY金が下落した流れを受け、東京金は売り優勢となり反落して始まった。寄り後はドル建て現物相場の反発で徐々に下げ幅を縮小させ寄付きを上回ったあとは押し目買いで底堅い動きとなった。プラチナはNY安と金の急落で売り優勢となり大幅反落して始まった後、円安が下支えとなりドル建て現物相場の反発を受け買戻しの動きとなり下げ幅をやや縮小させた。
石油
原油先限帳入値は32160(前日比+80円)。ガソリン先限帳入値は45320円(前日比+320円)。灯油先限帳入値は46560円(前日比+310円)。東京原油は3日続伸した。NY原油高や円安が支援材料となり続伸して始まったものの今晩発表されるAPI週間在庫統計への警戒感から32200円以上では戻り売り圧力も強く上値が抑えられ高値圏でもみ合う展開となった。
ゴム
ゴム新甫帳入値は193.6円(前日比-円)。東京ゴムは円安を背景に買いが優勢となり前日夜間取引を上回って寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが夜間取引とほぼ同水準で寄り付きマイナスに転じると東京ゴムも伸び悩みとなり上げ幅を縮小させた。その後、上海ゴムが下げ止まりプラスに転じると東京ゴムも寄り付きの水準へ値を戻し、堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21470円(前日比-80円)。大豆先限帳入値は46060円(前日比-140円)。東京コーンは円安、シカゴ高にもかかわらず売り先行となり小幅続落して寄り付いた。シカゴ夜間取引が続伸したことからやや下げ幅を縮小したが戻りの鈍さが弱気ムードを継続させ小幅安のまま弱含みで推移した。大豆はシカゴ大豆が反発し夜間取引も続伸したものの方向感が定まらず玉次第の展開で小口の売り買いで上げ下げを繰り返したあと、3日続落して引けた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:00米4月ケースシラー住宅価格指数(前月比)(予想+5.9% 前回+5.9%)
23:00米6月消費者信頼感指数(CB)(予想116.0 前回 117.9)
23:00米6月リッチモンド連銀製造業指数(予想6 前回1)
26:00米イエレンFRB議長発言

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