夕刊:2017/06/28

欧米株安が重石となり、日経平均は4日ぶりの反落。

為替
NY時間でECBのドラギ総裁発言を受けユーロが主要通貨に対して上昇したことで円が全面安となりドル高円安が進んだ流れを受け28日の東京為替市場のドル円相場はNY市場と同水準の1ドル=112円20銭近辺で取引が始まった。日中取引では欧米株安や時間外取引の米10年債利回りの低下でドルの上値が次第に重くなり円安の流れが一服し、ドル円は112円前半までやや値を下げて取引された。その後株式市場が引けた後にドル円は112円20銭台へ値を戻した。15時15分現在、1ドル=112円24銭。
株式(日経平均)
前日の米国株式市場で長期金利の上昇からハイテク株が売られNYダウ、ナスダック指数共に急落した流れを受け、28日の東京株式市場は、ハイテク株中心に売りが優勢となり日経平均株価は前日比75円89銭安の20149円20銭と反落して寄り付いた。寄り後は配当の再投資に伴う買いが下支えとなり、円安と米長期金利の上昇でハイテク銘柄以外の輸出関連株の一角やメガバンクなど金融株が買われ下げ幅を縮小させる場面もあったがその後は戻り売りで上値が抑えられ日経平均は伸び悩み、前引けにかけて値を消す展開となり日経平均株価は前日比58円88銭安の20159円91銭で前場の取引を終了した。後場は前引けをやや下回って寄り付いた後は動意薄となり安値圏でもみ合いを続け、引けにかけポジション整理売りに押され一段安となった。大引けの日経平均株価は前日比94円68銭安の20130円41銭と4日ぶりに反落した。
貴金属
金新甫帳入値は4502円(前日比-円)。銀新甫帳入値は60.3円(前日比-円)。プラチナ新甫帳入値は3327円(前日比-円)パラジウム新甫帳入値は2989円(前日比-円)東京金はNY高と円安による割安感から買い先行で始まり、大幅反発して寄り付いた。寄り後もドル建て現物相場の上昇に後押しされじり高基調を辿り6/12以来の4500円台回復となった。プラチナはNY高と円安が好感され買いが優勢となり反発して始まり、ドル建て現物相場の堅調や金の大幅上昇に支援され底堅い動きとなった。
石油
原油先限帳入値は32830(前日比+670円)。ガソリン先限帳入値は46100円(前日比+780円)。灯油先限帳入値は47350円(前日比+790円)。東京原油はNY原油高や円安を背景に続伸して寄り付いた後NY原油時間外取引の軟調で上値が抑えられたものの今晩のAPI週間在庫統計発表を控え買戻しの動きが強まり、高値圏でもみ合いを続けた後大幅続伸して引けた。
ゴム
ゴム先限帳入値は199.2円(前日比+4.6円)。東京ゴムは円安を背景に買いが優勢となり前日夜間取引を上回って寄り付いた後、日中取引の上海ゴムが夜間取引とほぼ同水準で寄り付き上げ幅を縮小させると東京ゴムも伸び悩みとなり上げ幅を縮小させた。その後、上海ゴムが下げ止まり上昇に転じると東京ゴムも寄り付き近辺へ値を戻し、上海ゴムの動向を気にしながらも堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21570円(前日比+100円)。大豆先限帳入値は46260円(前日比+200円)。東京コーンは円安、シカゴ高で買い先行となり反発して寄り付いた後シカゴ夜間取引が堅調となったもののテクニカル面での底打ち感はなく下降トレンドを維持しているとの見方も多く22000円近辺に近づくと戻り売り圧力が強くなり上値が重い展開となった。大豆はシカゴ高と円安で買い先行となり大幅反発して始まった後は閑散商いの中、小口売りでジリジリと上げ幅を縮小させ動意薄のまま引けた。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米5月住宅販売保留指数(前月比)(予想+1.0% 前回-1.3%)

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