夕刊:2017/07/06

ETF絡みの指数先物売りに下押され、日経平均は反落2万円を割り込む。

為替
6日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値とほぼ変わらずの1ドル=113円20銭前後で取引が始まった。日中取引では北朝鮮リスクでドルの上値が抑えられリスク回避目的の円買いがやや優勢となる中、日経平均が2万円台を維持しながら推移したこともあってドル円は113円前半でもみ合う展開となった。一時日経平均が下げ幅を広げた時にドル円は113円台を割り込む場面もあったが直ぐに値を戻しその後は113円近辺で一進一退の動きで推移した。午後に入り日経平均が下げ幅を拡大し、前場の安値を下回ると円買いが進み再度ドル円は113円台を割り込み112円90銭台前半まで下落した。その後日経平均の下げ止まりからドル円もやや値を戻し、15時15分現在、1ドル=113円26銭。
株式(日経平均)
6日の東京株式市場では円安が一服したことから売り先行となり日経平均株価は前日比19円95銭安の20061円68銭と小安く寄り付いた。寄り後は北朝鮮情勢の緊迫化への懸念で上値が重い中、ナスダック高でハイテク株の一角が買われたことや九州北部地方の豪雨被害に対する復興需要への期待から建設株が買われるなど日経平均を下支えしたもののETFに絡んだ指数先物売りで日経平均は弱含みとなった。前引けは前日比54円21銭安の20027円42銭で取引を終了した。後場は、前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた後も前場同様にETF絡みの株価指数先物売り主導で現物株を押し下げ日経平均はジリ安となり一時4桁を超える下げ幅となった。大引けにかけては買い戻しでやや値を戻したものの、日経平均株価は前日比87円57銭安の19994円06銭と反落、2万円割れで引けた。
貴金属
金先限帳入値は4450円(前日比-5円)。銀先限帳入値は58.7円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3321円(前日比-7円)パラジウム先限帳入値は2954円(前日比-36円)東京金はNY高を受け買い優勢で始まり小幅続伸して寄り付いた後、円高で上値が重くなりドル建て現物相場の上げ一服で戻り売りを誘い下げに転じた。その後ドル建て現物相場が強含みとなり買戻しで下げ幅を縮小させた。プラチナもNY高から買い先行となり続伸して寄り付くも金の軟調や円高で戻り売りを浴び反落した。
石油
原油先限帳入値は34000円(前日比-990円)。ガソリン先限帳入値は47270円(前日比-810円)。灯油先限帳入値は49060円(前日比-1120円)。東京原油は大幅反落となった。ロシアが追加減産に否定的との報道でNY原油が急落した流れを受け東京原油も大幅反落して寄り付いた。NY原油取引の引け後に発表されたAPI在庫統計で原油在庫が予想以上に減少したことを受けNY原油夜間取引が反発したことから東京原油も一時下げ幅が縮小したものの利益確定目的の戻り売りに跳ね返され再度下げに転じ、一時4桁の下げ幅となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は196.5円(前日比-1.0円)。東京ゴムは前日の上海夜間安を受け売り先行となり東京夜間取引の終値を下回って寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが寄付きから下げ幅を拡大させるに連れて東京ゴムも下げ足を速め一段安となり193.5円の安値を付けた。その後上海ゴムの下げが一服し反発に転じたことから東京ゴムも買戻しを誘いながら下げ幅を徐々に縮小させた。今日も手掛かり材料難で上海ゴム相場に左右された値動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22400円(前日比-90円)。大豆先限帳入値は48800円(前日比+390円)。東京コーンは前日のシカゴ高を受けて買い先行で始まり小幅続伸して寄り付いた後は、シカゴ夜間取引安から上値が重くなり利益確定売りに押され、下げ幅を拡大させた。大豆はシカゴ大豆が続伸したことから買い優勢となり大幅高で寄り付いた。シカゴ夜間取引が軟調となり上げ幅が縮小したものの、昨日発表された作柄報告での作柄悪化を背景に売り圧力が弱まり高止まりのまま推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15米6月ADP雇用統計(前月比)(予想18.5万人 前回25.3万人)
21:30米5月貿易収支(前月比)(予想-463億ドル 前回-476億ドル)
21:30米新規失業保険申請件数(前週比)(予想24.4万件 前回24.4万件)
23:00米6月ISM非製造業景況指数(予想56.5 前回56.9)

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