夕刊:2017/07/07

重要イベントを控えたポジション調整売りで、日経平均は続落

為替
7日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=113円10銭台後半で取引が始まった。日中取引では北朝鮮リスクでドルの上値が抑えられる中、ドル円はほぼ横ばいで推移していたが日銀が国債買い入れ増額と新発10年国債の指値オペを通知したことが報じられ、それをきっかけに日米金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが加速しドル円は113円80銭台まで急上昇した。午後に入り日経平均がやや下げ幅を拡大させたことから円安が一服しドル円は113円60~70銭前後で小幅な値動きで推移した。15時15分現在、1ドル=113円75銭。
株式(日経平均)
7日の東京株式市場では前日の欧米株安を受けハイテク銘柄中心に売りが優勢となり日経平均株価は前日比137円41銭安の19856円65銭と大幅続落して寄り付いた。寄り後日経平均は下げ幅をやや縮小させたものの今晩の米雇用統計の発表やG20先進国首脳会議といった重要イベントを控え市場全体に様子見ムードが広がり、19900円前後でもみ合いを続けた。その後日銀指値オペ通知の報道をきっかけに円安が加速したことから日経平均もじりじりと値を戻し前日比28円28銭安の19965円78銭で前場の取引を終了した。後場は、米雇用統計発表を前に金融株や不動産株などの持ち高調整の売りで日経平均を押し下げ前引けよりもやや下げ幅が拡大傾向となった。大引けにかけてはやや値を戻したものの、日経平均株価は前日比64円97銭安の19929円09銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4455円(前日比+5円)。銀先限帳入値は58.4円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3314円(前日比-7円)。パラジウム先限帳入値は2942円(前日比-12円)。東京金はNY金が小幅続伸したもののドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢となり続落して寄り付いた。その後、円安進行を受け割安感から押し目買いを誘い下げ幅が縮小、小幅ながらプラスに転じた。プラチナはドル建て現物相場の下落で売りが優勢となり続落して寄り付いたあと円安が下支えとなり下げが一服し、その後は寄り付き近辺で一進一退の動きとなった。
石油
原油先限帳入値は33810円(前日比-190円)。ガソリン先限帳入値は47240円(前日比-30円)。灯油先限帳入値は48990円(前日比-70円)。東京原油は続落した。東京夜間取引安とNY原油夜間取引の下落で売り先行となり続落して始まった。その後円安で下げ幅が縮小するも、NY原油夜間取引の軟調で戻りは限定的となり弱もち合いとなった。
ゴム
ゴム先限帳入値は197.1円(前日比+0.6円)。夜間取引高を受けて東京ゴムは小幅反発して寄り付いた後、円安と日中取引の上海ゴムが堅調に推移したことから東京ゴムはやや上げ幅を拡大させたが上海ゴムの上昇一服で戻り売りに押され次第に値を消し前日終値近辺でもみ合いを続けた。今日から開催される3カ国会議を前に手掛かり材料待ちとなり週明けまでポジションを一方に傾けにくいことから日計り商い中心の往来相場となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22660円(前日比+260円)。大豆先限帳入値は49420円(前日比+620円)。東京コーンは前日のシカゴ高を受け反発して寄り付き円安による割安感から上げ幅を拡大させ、堅調に推移した。大豆はシカゴ高で続伸して始まり円安とシカゴ夜間取引の堅調から上げ幅を拡大させた後、週末で商いが見送られ動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15米6月非農業部門雇用者数(前月比)(予想17.8万人 前回13.8万人)
21:30米6月失業率(予想4.3% 前回4.3%)
21:30米6月平均時給(前月比)(予想+0.3% 前回+0.2%)

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