夕刊:2017/07/10

NY株式市場が反発した流れを受け、日経平均も高寄り後堅調に推移2万円台を回復

為替
先週末発表された米6月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る増加となり米長期金利が上昇したことからNY為替市場でドルが買われドル高円安となった流れを受け10日の東京為替市場のドル円相場は7日終値より70銭ほど円安ドル高の1ドル=113円90銭台で取引が始まった。日中取引では黒田日銀総裁の「必要な限りイールドカーブ・コントロールを続ける」との発言で日米金利差の拡大を見込んだドル買いが進みドル円は114円台20銭手前まで上昇した。午後に入り日経平均が堅調を維持したことからドル円も114円10~20銭の小幅のレンジで底堅く推移した。15時15分現在、1ドル=114円19銭。
株式(日経平均)
米6月雇用統計の発表を受け米株式市場が反発した流れを引継ぎ10日の東京株式市場ではリスク選好の動きから輸出関連株中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比141円35銭高の20070円44銭と反発し2万円台を回復して寄り付いた。寄り後日経平均は小動きとなったものの2万円台前半で底堅い動きで推移し前日比135円98銭高の20065円05銭で前場の取引を終了した。後場は、前引けと同水準で寄り付いた後も円安が下支えとなる中、株価指数先物主導で日経平均は上げ幅を広げ一時190円近く上昇した。大引けにかけては2万円後半でもみ合いを続け、日経平均株価は前日比151円89銭高の20080円98銭と7/5以来3日ぶりに終値で2万円台回復となった。
貴金属
金先限帳入値は4432円(前日比-23円)。銀先限帳入値は57.2円(前日比-1.2円)。プラチナ先限帳入値は3327円(前日比+13円)。パラジウム先限帳入値は2963円(前日比+21円)。東京金は米長期金利の上昇でNY金が下落したことを受け売り優勢となり反落して寄り付いた。寄り後は円安が下支えとなったもののドル建て現物相場の軟調で戻りが売られ寄り付き近辺で小幅の値動きとなった。一方プラチナは反発した。株高と円安が好感され買い優勢で始まった後ドル建て現物相場の上げ一服から戻り売りに押され上げ幅を縮小させた。
石油
原油先限帳入値は33430円(前日比-380円)。ガソリン先限帳入値は47140円(前日比-100円)。灯油先限帳入値は48810円(前日比-180円)。東京原油は3日続落した。先週末OPEC加盟国の輸出増加懸念でNY原油が急落したことから東京原油も大幅続落して寄り付いた。その後円安とNY原油夜間取引の反発を受けて買い戻しの動きが強まり下げ幅を縮小させたものの戻り一巡後は様子見となり33500円前後での弱もち合いで推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は196.5円(前日比-0.6円)。7日の上海夜間取引安を受けて東京ゴムは反落して寄り付いた。寄り後は上海ゴム日中取引が夜間取引の下げ幅を縮小させたことから東京ゴムも次第に下げ幅を縮小させプラス圏に浮上した後、円安に下支えされながらも戻り売り圧力で上値が抑えられ前日終値近辺で売り買い交錯となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23090円(前日比+430円)。大豆先限帳入値は50820円(前日比+1400円)。東京コーンはコーンベルトの高温乾燥で作柄悪化観測による先高期待からシカゴ高となった流れを受け続伸して始まった後、円安とシカゴ夜間高に押し上げられ一段高となった。大豆もシカゴ高とシカゴ夜間取引の続伸から買いを集め4桁超の大幅続伸となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米6月労働市場情勢指数(LMCI)(前月比)(予想- 前回2.3)
28:00米5月消費者信用残高(前月比)(予想134億ドル 前回82億ドル)

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