夕刊:2017/07/11

手掛かり材料難の中、円安進行からハイテク株買われ日経平均は続伸

為替
11日の東京為替市場のドル円相場はNY市場終値とほぼ変わらずの1ドル=114円10銭前後で取引が始まった。日中取引では手掛かり材料にかける中、時間外取引で米10年債利回りが上昇したことを受けやや円安が進み、ドル円は一時114円20銭台へ上昇したもののその後は114円10~20銭の狭いレンジの中で小動きとなった。午後に入って米10年債利回りがジリ高となったことや日経平均が上げ幅を拡大させるにつれ円が売られ円安ドル高が進みドル円は114円40台までレンジを切り上げた。15時15分現在、1ドル=114円45銭。
株式(日経平均)
11日の東京株式市場では外部環境に変化は見られず手掛かり材料難から売り買いが交錯し日経平均株価は前日比7円12銭安の20073円86銭と小幅安で寄り付いた。寄り後すぐにソニー、ソフトバンクなど主力ハイテク株の一角が買われ日経平均はプラス圏へ浮上した後、20100円台前半でもみ合いを続け前日比54円65銭高の20135円63銭で前場の取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた後、株価指数先物主導で日経平均は上げ幅を広げ一時日経平均は120円近く上昇する場面も見られた。上げ一巡後は高値圏でもみ合いを続け19100円台後半で推移した。大引けの日経平均株価は前日比114円50銭高の20195円48銭と続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4448円(前日比+16円)。銀先限帳入値は57.7円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3311円(前日比-16円)。パラジウム先限帳入値は2989円(前日比+26円)。東京金はNY高を受け買いが優勢となり反発して寄り付いた。寄り後は円安が下支えしたものの米10年債利回りの高止まりからドル建て現物相場が軟調に推移したことで戻りが売られ寄り付き近辺でのもみ合いとなった。プラチナはディーゼル車の触媒向け需要の鈍化が売り要因とされ反落した。
石油
原油先限帳入値は33580円(前日比+150円)。ガソリン先限帳入値は47420円(前日比+280円)。灯油先限帳入値は49390円(前日比+580円)。東京原油は4日ぶりに反発した。ロシアエネルギー相の協調減産期間延長と減産量の増加の可能性を示唆する発言で昨日のNY原油が反発した流れを受け東京原油は買い優勢となり反発して始まった。また、オクラホマ州クッシングの原油在庫が減少したと伝わったことも買い手掛かりとされた。その後NY原油夜間取引が続伸したことから東京原油も上げ幅を拡大一段高となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は197.3円(前日比+0.8円)。東京ゴムは目立った手掛かり材料が無い中、前日夜間取引終値と同値近辺で寄り付いた。寄り後は見送り気分が強く方向感が定まらず上海ゴムの動きを横目でにらんだ相場展開となる中、前日終値近辺で売り買い交錯となり小幅な値動きで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23240円(前日比+150円)。大豆先限帳入値は51170円(前日比+350円)。前日のシカゴ市場引け後にUSDAが発表した作柄報告でコーン・大豆の作柄悪化の裏付けが取れたことでシカゴ夜間取引が急伸した流れを受け買い先行となり一段高したあとシカゴコーン夜間取引がマイナスに転じたことをきっかけにコーン・大豆ともに高値警戒感から利益確定売りに押され上げ幅が縮小した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米5月卸売在庫(前月比)(予想+0.3% 前回+0.3%)

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